ufu(ウフ)スイーツがないと始まらない。
1月22日グランドオープン。下丸子に爆誕「お菓子と結び Créateur de Douceurs」の茶室に合う洋菓子をご紹介

1月にOPEN,下丸子ですでに行列ができる「お菓子と結び Créateur de Douceurs」和×洋のお菓子の魅力とは?

1月22日グランドオープン。下丸子に爆誕「お菓子と結び Créateur de Douceurs」の茶室に合う洋菓子をご紹介

東京都大田区生まれ大田区育ちの坂本リエです。今回ご紹介するのは、東京都大田区下丸子に新しくできた「お菓子と結び Créateur de Douceurs」。地元である私は、下丸子周辺でケーキを買えるところがほとんどなかっただけに歓喜!とともに”なぜ下丸子に?”と思わず聞いてしまいました。どんなお店なのか、ラインナップやこだわりなどオーナーシェフパティシエの醍醐さんに話を伺いながら、ご紹介していきます。

茶室に似合う洋菓子を提供しているお店

1月22日グランドオープン。下丸子に爆誕「お菓子と結び Créateur de Douceurs」の茶室に合う洋菓子をご紹介

まず、多摩川線という3両しかないローカルな電車で下丸子駅へ。蒲田駅から多摩川間までの7駅をつないでいて、下丸子駅はちょうど真ん中。駅を降りて下丸子商栄会を通り、ガス橋通りを少し歩くこと8分。黒を基調とした外観が見えてきます。

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店内に入るとお菓子達が主役になるような、シックで落ち着いた空間が広がっていました。陽の光が入ると一つ一つが輝いて見えます。

1月22日グランドオープン。下丸子に爆誕「お菓子と結び Créateur de Douceurs」の茶室に合う洋菓子をご紹介
1月22日グランドオープン。下丸子に爆誕「お菓子と結び Créateur de Douceurs」の茶室に合う洋菓子をご紹介

お店のコンセプトは「茶室に合う洋菓子」。

それは、食事するお茶とのペアリングという意味合いではなく、茶室という雰囲気に違和感ないように見合うということ。

1月22日グランドオープン。下丸子に爆誕「お菓子と結び Créateur de Douceurs」の茶室に合う洋菓子をご紹介
1月22日グランドオープン。下丸子に爆誕「お菓子と結び Créateur de Douceurs」の茶室に合う洋菓子をご紹介


ラインナップを見るとショーケースに並んだケーキだけでなく、焼き菓子もひとひねり加えられています。抹茶やほうじ茶、白餡といった日本の食材も使いますが、わざとらしくならないように一材料として扱うように気をつけながらフランス菓子の伝統的なお菓子を作られています。味わいをアレンジしても製法は変えないというこだわり。
醍醐シェフ自身が塩キャラメル、クイニーアマン、ガレットが好きでフランスのブルターニュ地方を留学先に決めたそうです。こだわりを入れつつ、日本人のお菓子、プリンやショートケーキといった好きな方が多いスイーツも並べているそうです。

映画のタイトルのような店名に込められた店主の想い

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店名を決める際に、はじめに決めていたのは日本語をつけるということ。
それからいくつか案が出るも、どれもしっくりとこなかった中で「結び」という言葉にたどりついたそう。それから「となりのトトロ」や「ぐりとぐら」のように映画のタイトルのような雰囲気を感じる「お菓子と結び」に決定したそう。
また、フランス菓子を中心に取り扱っていることが分かるように[Créateur de Douceurs] を添えたんだとか。英語で訳すと「creater of sweets」、「お菓子を通じて人との繋がり、幸福を願う」という意味。

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ロゴマークは”家紋・御縁・均衡・蝶々結び・フランス”をキーワードに1年前にできていました。
留学先であったフランスのブレストという街の勲章からイメージを抽出し、それから、蝶々結び・均衡・御縁とそれぞれの要素を用いて現在のロゴマークが完成たそうです。

なぜ下丸子にオープンしたかというと、元々大田区に住んでいたことと学生時代によく通っていた道で馴染みがあったのと、店舗が空いたから!
下丸子駅周辺はケーキが買えるところが少なく、店舗ができて喜ぶお客さんが多かったとか。

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醍醐シェフが得意とするスイーツは自身が好きということもあってか、チョコレートを使ったもの。ショコラやガナッシュ、ボンボンショコラは独学で作ったら喜んでもらえたんだそう。
ガレットブルトンヌが好きでクッキーを作ったら、サクサクとしていてバターの香りが良く、人に褒められることが多いんだとか。バターの硬さや状態に気をつけ、作った結果と話していましたが、どちらも「好き」の気持ちがあるからなんだろうなと取材しながら感じました。

こだわりのラインナップから3つ

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今回は、こだわりぬいたラインナップから3つを選びました。
まずは、醍醐シェフが最初に作った力作からご紹介します。

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抹茶のオペラ(税込680円)。フランス伝統菓子オペラを抹茶仕立てに。
京都産宇治抹茶と最高品質のフランス産クーヴェルチュールチョコレートを贅沢に使用しています。

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抹茶と洋酒のシロップをたっぷり染み込ませた抹茶のスポンジ、京都・宇治抹茶を使用したバタークリーム、軽やかチョコガナッシュ、抹茶の板チョコの層になっています。
ふわっとした生地にパリッとした抹茶のチョコがアクセント。
抹茶の苦みとうまみの後にショコラの香り、最後には洋酒の香りがほんのりと香る大人な味わい。抹茶好きにおすすめしたい。

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お次は「モンブラン(税込648円)」。秋口から冬までの限定商品。
栗とほうじ茶の組み合わせ。後ろは粉糖をあしらったおしゃれなビジュアル。

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カットしてみると、下段にサックサク食感のビスキュイ。今までモンブランにビスキュイを合わせているものは食べたことがなかったので興奮。食感が楽しいです。
乳感たっぷりのクリームにほうじ茶とマロンクリーム。ほうじ茶がしっかりと香る濃厚で上品な甘さが広がります。

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最後は苺のショートケーキ(税込540円)。
北海道のおいしい生クリームを厳選。香り付け程度にキルシュをスポンジに染み込ませています。

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そのため、生地がべちゃべちゃしないよう、スポンジ自体はしっかり目に焼き上げてあり、しっとりとしています。
フルーティーな苺が甘酸っぱく、下段にも薄くスライスされた苺が入っていてアクセントになっています。

焼き菓子にも注目

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ショーケースのケーキだけでなく、焼き菓子にも注目してほしいと話す醍醐シェフ。
どれも目移りしてしまいましたが、ほかでは見かけないものとおすすめをご紹介させていただきます。

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まずは、「ガレット・ブルトンヌ(税込270円)」。
醍醐シェフの好物の一つ。ブルターニュ地方の厚焼きサブレです。
厚みがあるのでザクザクとしてホロホロとほどけていく食感で食べ応え抜群。
噛めば噛むほどバターとラム酒の香りが広がります。
粗塩を使用していて、あたるとあまじょっぱくなり、これは無限に食べられる危険なサブレです。

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お次は「カヌレ・ド・ボルドー(税込432円)」。ボルドーの地方伝統菓子。
外は厚めでカリッと香ばしく、中は中心に近づくにつれしっとりむっちりとした食感のコントラストが楽しめます。

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噛むほどにバニラとラム酒のいい香りが口いっぱいに広がります。
甘すぎず上品な甘さで、クセになる味わい。
大きめでボリューミーなので、小腹が減ったときにも。

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3つ目は「栗のはちみつのフィナンシェ(税込259円)」。
栗のはちみつがあるのをご存知でしょうか。
醍醐シェフが頭の中で想像していたものとフランスで出会い、それをアレンジした一品。
栗のはちみつはクセのある香りでナッツとの相性が良く、できあがったんだそう。
しっとりとした生地に栗のはちみつの独特な香りが広がり、ナッツの香ばしさとプラリネルージュの甘みが加わって、今までに味わったことのない味!

1月22日グランドオープン。下丸子に爆誕「お菓子と結び Créateur de Douceurs」の茶室に合う洋菓子をご紹介

最後は「プティ・コン(税込734円)」。
チョコレートを生地に練り込み、さらにチョコチップとくるみを混ぜ込んだ、しっとり贅沢な焼き菓子です。
オープンセールの際に配ったところ、この味を気に入った方が次の日にプティ・コンを買いに来たんだそう。

サクサクっとした食感をイメージしていたので、口に含んでびっくり。しゅわっと柔らかいんです。食感が楽しく、一口サイズなのでパクパクと止まりません。食べたらまた食べたくなる気持ちが分かりました。

ほかにもオープンセールにはなかった生菓子が3種類加わり、グランドオープンします。ぜひ足を運んでみてください。

1つ注意点があり、今後キャッスレスなど検討準備しておりますが、現時点では支払いは現金のみとなっています。

About Shop
お菓子と結び Créateur de Douceurs
東京都大田区下丸子3-27-15カーサ・フェルテ103
営業時間:11:00-19:00
定休日:火・水・木

坂本リエさん

坂本リエ

インスタグラマー

メンバーの記事一覧

主婦誌「サンキュ!」オンラインで記事を執筆ほか、「saitaPLUS」などでレシピ提案も行う。パンライターとして活躍する傍ら、子育てに奮闘するママ。インスタグラムのアカウントは(@r11echan