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モンブランの中にイチジク「bonbons créatifs」(南新宿)ケーキと焼き菓子とパンの話題の新店

モンブランの中にイチジク「bonbons créatifs」(南新宿)ケーキと焼き菓子とパンの話題の新店

ライターの坂本リエです。
2023.8.10南新宿にケーキと焼き菓子とパンのお店「bonbons créatifs(ボンボンケアティフ)」がグランドオープンしました。
ICON ハンバーガー 代々木店の姉妹店になります。
オープンしすぐにSNSで話題を呼び、すでに大人気。魅力をご紹介します。

“常にゴールをきらずに、お客様が喜ぶスイーツやパンを創作し作り続けたい”という想い

南新宿に8月オープン。「bonbons créatifs」ケーキと焼き菓子とパンのお店

南新宿駅から歩くこと約2分。
さわやかなブルーの扉が目を惹きます。
オープンをしたばかりですが、連日人が絶えない大人気店。
平日のお昼過ぎに着くと既に2組、その後もどんどんやってきました。

店内に入るとスイーツのいい香りが広がります。
ケーキと焼き菓子とパンのお店で入ってすぐ左手においしそうなパンと焼き菓子。

正面にケーキが並んでいます。
ひとつの店舗で完結できるように、すべての商品を店内で製造、販売を店主の中川さんが1人で行っているそうです。

ここで中川さんにインタビューをしました。

Q.店名の由来を教えてください。
「『bonbons créatifs(ボンボンケアティフ)』は、ボンボン=スイーツ、お菓子 ケアティフ=創作する、独創的な というフランス語の意味があり、『常にゴールをきらずに、お客様が喜ぶスイーツやパンを創作し作り続けたい』とこちらの店名にしました」

ボンボンのお菓子を食べに帰ってこれるような、暖かいお店を目指します

Q.こだわりはありますか
「お店のこだわりは、お客様が常日頃溜まったストレスをボンボンのお菓子を口にすることでまた明日も頑張ろうかなぁと背中を押してくれるようなお菓子があるお店にしたいと考えました。
住宅街の分かりずらい隠れ家のような所から中に入った瞬間、少し非現実的な感じにしたかったので、内装はドライフラワーやウッド調を取り入れました。
BGMも少し大きめの音量で、わぁ!と驚くような世界観が出せるようにしてるんです♪」

「また、思わず写真を撮りたくなるような、デザートプレートに仕上げています。
ご近所の方が大切な記念日やプレゼントをするときにボンボンを選んでもらえるような一つ一つお客様と寄り添って一緒に考えて作り上げるオーダーケーキを用意します。

見るだけでニコッとなるような宝石箱を見てるようなショーケースの中の生菓子、ポンポン手に取りやすい価格帯のお子さまにもやさしい無添加のパン、手土産に喜ばれるような焼き菓子は見た目も可愛く仕上げています。

元気がなくなったら、ボンボンのお菓子を食べに帰ってこれるような、そんな暖かいお店を目指します」。

とてもすてきな笑顔で話してくれました。

ここで私が選んだ商品をご紹介します。

丁寧に作り上げられた数々のスイーツたち

1つめは「いちじくモンブラン」。
一足先に栗スイーツを食べられます。
フランス唯一の栗の産地であるアルディッシュ地方で取れたマロンを使っているんだとか。
生のイチジクを混ぜ込んだダマンドをパリパリのパイ生地で包み焼き上げた土台の上に生クリーム、イチジクのコンフィチュール、マロンクリームを絞っています。
カリカリっとしたカダイフの食感がアクセントになっています。

お好みでブランデーをかけて食べるのですが、かけたときとかけなかったときと全然風味と香りが違うのでハーフ&ハーフで楽しむのをお勧めします。
私はかけた方が大人な味わいで好きでした。
金箔がのってて高級感があります。

2つめは「あんバスク」。数量限定。
表面を高温でしっかり焦がしているのでビターな味わい。
自家製の上品な甘さに炊かれたあんこがサンドされていてコクのあるとろっとしたチーズケーキと相性抜群!
それだけでなくホイップものっていて至福極まりない。
ブルーベリーの甘酸っぱさががアクセントになっていました。
和と洋の罪深い逸品です。

3つめは「ピスタチオムース」。
イタリアシチリア州の香り高いピスタチオペーストを使った口どけなめらかなピスタチオムース。
濃厚で口の中にピスタチオの風味が残ります。
食べ進めるとグレープフルーツのコンフィチュールが入っていて、グレープフルーツの苦味とピスタチオの香ばしさがマッチしていました。

4つめは「あんバターココ」。
外はカリッと中はもっちりとした食感のカヌレにしおけしっかりのバターが自家製あんこの甘さを引き立てています。
シャキシャキとしたココナッツの香りが混ざると一気に南国感アップ!
一度食べたら忘れられないスイーツです。

5つめは「ガレットブルトンヌ」。
えー?これはカヌレじゃないの?と言ってしまいたくなるビジュアル。
ガリガリザクザクホロホロと3つの食感が楽しめる生地は塩気があり、上にかかったキャラメルのチョコレートの甘さを引き立てています。
あまじょっぱくて永遠に食べられそう!
日持ちするので手土産に喜ばれること間違いなしです。

スイーツは数個頼んでも、すべて1つずつお皿にのせてくれる丁寧さ。
イートインだとクランブルやブルーベリー、ホイップなどでかわいく盛り付けてくださります。

また注目してほしいのが、こちらの「琥珀糖」。
まるで宝石みたいな輝きを放っています。
さっくりとしてアクセントになっていますよ。

イートインでお腹いっぱいになったらテイクアウトするのもおすすめ。
右は「貝殻塩バター」。
貝殻の形がかわいらしいですね。
牛乳で仕込んだ生地にバターを混ぜ込んだやさしい味わい。
もちもちの食感で噛むと塩気がじゅわ~と広がりました。
白ゴマの香ばしさがたまりません。

左は「ブリオッシュ・フィユテ」。
発酵バター100%、卵のコクが感じられるリッチなパンです。
何層にも重なったバターが噛めば噛むほど広がって香りがいい。
どこを食べてもサクサクカリカリじゅわ~が楽しめますよ。

やさしい店主の中川さんとおいしいスイーツに癒されます。
ぜひ足を運んでみてください。

About Shop
bonbons créatifs ⁡
東京都渋谷区代々木2-30-3
営業時間:平日12時〜20時/金.土.日12時〜22時
定休日:Instagram要確認
Instagram:@@bonbon.yoyogi

坂本リエさん

坂本リエ

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主婦誌「サンキュ!」オンラインで記事を執筆ほか、「saitaPLUS」などでレシピ提案も行う。パンライターとして活躍する傍ら、子育てに奮闘するママ。インスタグラムのアカウントは(@r11echan