
大阪・堺を代表する人気パティスリー「フランシーズ」のお隣に、100席ものスケールを誇る圧倒的なデザートサロン「Salon de Franchise(サロン・ド・フランシーズ)」が誕生しました。
かつて惜しまれつつ姿を消した喫茶スペースが、ファンからの熱いラブコールに応えて、2025年11月にパワーアップして生まれ変わりました!
単なる復活にとどまらず、シーンで選べる空間や、パティシエが魅せる最新のデザートパフェ、さらには復刻メニューまで、すべてが最旬にアップデートされています。「ここでしか味わえない感動」が詰まった、おとぎ話のような空間の秘密を覗いてきました。

大阪堺市、深井というエリアにある人気パティスリー「花とお菓子の工房 フランシーズ」が、この地にオープンして28年。手作りの洋菓子と一緒にお花も買える“お菓子屋さん×お花屋さん”が融合したハイブリッドな形態で、堺市民にとって慣れ親しんだ地元密着型のお店です。

そんな「フランシーズ」、実は創業当時は店内でケーキとお花を楽しめる喫茶スペースが存在していました。家ではなかなか贅沢に飾れない美しい生花に囲まれて美味しいケーキを味わう時間は、当時の人々にとって特別な思い出だったのだろうと想像できます。
しかしその後、お店の改装に伴って、その場所はバウムクーヘン工房へと姿を変えることに。以来、お店はテイクアウト専門店となったそうです。オープン当初を知る馴染みのお客様からは、何年経っても「またここで食べられないの?」という声が途切れることはなかったとのこと。

「あのお客様たちの想いに、満を持してお答えしたい――」
そんな想いから、プロジェクトがスタート。2025年11月、単なる昔の再現ではなく、現代のデザートカルチャーを取り入れた圧倒的な空間として「Salon de Franchise」が完成したのです。一歩足を踏み入れれば、通路にもたっぷりとゆとりを持たせた、100席近くはあろうかという大空間が広がっています。

ナチュラルなグリーンを基調とした爽やかなスペース、大人可愛いピンクの壁が映えるエリア、上品で落ち着いたネイビーが美しい席に、プライベート感のあるボックス席。さらにはキッズスペースのような空間まで用意されており、女子会、デート、家族団らんなど、訪れる人の「その日の気分」にピタッと寄り添ってくれます。

さらに吹き抜けが心地よい2階席の奥には、特別感漂う秘密のカウンター席が。ここではもうすぐ、パティシエの手仕事を目の前で堪能できる「デザートコース」もスタートする予定だそうで、これからの展開にも目が離せません。

数ある魅力的なメニューの中でも、ひと際目をひくのが、伝統的なフランス菓子をパフェとして再構築した「パルフェ・ピーチメルバ」です。

「これはまさに、パティシエにしか作れないパフェだ」と確信。なぜなら、一本のグラスの中に、洋菓子作りのありとあらゆる技術と工程が、これでもかと凝縮されているからです。
トップを飾るのは、バラの花びらと美しく透き通った繊細な飴細工。その下に佇むコロンとした桃は、口溶けの良い桃のガナッシュモンテ。表面をピストレ仕上げすることで、まるで本物の桃のようなマットで上品な質感を表現しています。そこにテンパリングされた美しいチョコパーツや、香ばしいアーモンドのチュイール、フレッシュな黄桃が華を添えます。

さらにグラスの内部へスプーンを進めると、計算し尽くされた味と食感のレイヤー(層)が次々と現れます。
一番上には、ねっとりとしたリッチなコクがたまらない、フランス産ピューレを贅沢に使った自家製の桃ソルベとミルクアイス。その下からは、じゅわ〜っと果汁が溢れ出す桃のコンポート、ぷるんとした桃のゼリー、そしてザクザクとした歯ごたえが最高のアクセントになるシュトロイゼル。最後に全体をきゅっと引き締めるのが、鮮やかなフランボワーズのソース。

パーツごとに異なる焼き菓子を焼き上げ、フルーツを丁寧にコンポートし、アイスもゼリーもすべて手作りする。これだけ多くの要素をバラバラにせず、一杯のグラスにまとめる圧倒的なデザイン性と技術力こそが、老舗フランシーズのパティシエたちがプライドをかけて贈る「ここでしか味わえない感動」の正体なのです。
パフェと並んでサロンの主役を張るのが、運ばれてきた瞬間に思わずカメラを向けたくなる「メルティーショート〜完熟メロン〜」です。

私たちがよく知る三角形や四角形のショートケーキとは一線を画す、どこか有機的でエモいビジュアル。ふわっふわに焼き上げられたスポンジの上から、限界までゆるめに仕立てられた真っ白な生クリームが、まるでドレスの裾のようにお皿へ向かってとろ〜りと広がっています。
この生クリームの加減が、まさに職人技。おそらく「6分立て」ほどに調整された絶妙なテクスチャーで、口に含んだ瞬間にすっと消えていく、まさに“飲める生クリーム”。質の良さがひと目でわかる上品なコクがありながらも、甘さは控えめで決して重くありません。

お皿の底に広がる鮮やかなグリーンのメロンソースに、まるでケーキそのものが心地よく沈んでいるかのような贅沢な構成。このソースには秘密の香りづけ(リキュールなど)が施されており、メロン特有の青臭さをカバーしています。ただ甘いだけでなく、気品あふれる爽やかな風味だけ感じさせてくれるようでした。
中にはジューシーなメロンの果肉がしっかりとサンドされており、トップには大ぶりの完熟メロンと繊細な飴細工がキラリ。みずみずしい果肉、とろけるクリーム、そして極上のスポンジが口の中で三位一体となって弾ける、まさにサロンだからこそ提供できる「賞味期限わずか数分」の儚くも贅沢なショートケーキです。
パフェ、ショートケーキに続き、このサロンの真骨頂とも言えるメニューが、美しい皿盛りの世界を堪能できる「アシェットデセール~メロン・ココ~」です。運ばれてきた瞬間から、夏の暑さを吹き飛ばしてくれるような、爽やかでリゾート感あふれる空気がテーブルを満たします。

丸くくり抜かれた完熟メロンの果肉。そしてそれと対をなすように並ぶ白い球体は、マスカルポーネと生クリームに、高貴なバニラの香りをまとわせた特製のムース。それらを優しくくるむように、透き通るミント香るゼリーのシートがふわり。この透き通るゼリーによって、より涼しく感じるから不思議です。
この繊細な主役たちを支える土台には、ココナッツのクロッカンとフィヤンティーヌを合わせたタルト生地が。ナイフを入れると「ざっくざく!」と小気味よい音が響き、ココナッツ特有のトロピカルで優しい甘みが口いっぱいに広がります。

さらに、添えられたココナッツアイスの横で、風になびく羽のように美しく湾曲している薄いパーツ。実はこれ、メロンのピューレにデンプン質を混ぜて薄く伸ばし、2〜3時間かけてじっくりと乾燥焼きさせた「メロンのチュイール」なのです。

オーブンから出した瞬間、冷めて固まる前のわずかな時間に、パティシエたちが1枚1枚すべて手作業でこの立体的な形に成形しているということ。
お皿の上に表現された世界には、何一つとして無駄なものはなく、すべてが手仕事の結晶。だからこそ、理屈抜きで「美味しい」と五感が歓喜するのです。メロン、バニラ、そしてココナッツが奏でる極上のマリアージュを、ぜひ五感すべてで味わい尽くしてください。
ウエディングから日々の食卓まで、堺の暮らしを丸ごと支えるセルビスグループだからこそ作れた、究極の癒やしスポット「Salon de Franchise」。

28年前に愛された喫茶の思い出を、100席もの大空間とパティシエの技が光る最旬デザートへと見事にアップデートした空間には、「ここでしか味わえない感動を届けたい」という真っ直ぐなおもてなしの心が満ちていました。
グラスやお皿の上に表現された美しい世界は、飾りのパーツにいたるまで、すべてがパティシエさんたちの丁寧な手仕事の結晶です。もちろん季節ごとに内容は変更になるので、春夏秋冬の旬の味わいを楽しめるのも嬉しいですよね。

日々をがんばる自分へのご褒美に、お友達とデザートを囲んでゆっくり話したい時に…。五感すべてが幸せに満たされる贅沢な時間を過ごしにいきませんか?
About Shop
Salon de Franchise(サロン・ド・フランシーズ)
大阪府堺市中区深井水池町3254
営業時間:11:00~19:00
定休日:火曜日
Instagram:@salon_de_franchise

あかざしょうこ
ウフ。編集スタッフ
関西方面のスイーツ担当。1984年生まれ、大阪育ちのコピーライター。二児の母。焼き菓子全般が好き。特に粉糖を使ったお菓子が好きです。
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