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「リメークイージー(Remake easy)」(渋谷)会員しか食べられない究極パフェに恋焦がれて。鈴木セイラ「金曜日、秘密のデザート」vol.11

「リメークイージー(Remake easy)」(渋谷)会員しか食べられない究極パフェに恋焦がれて。鈴木セイラ「金曜日、秘密のデザート」vol.11

「リメークイージー(Remake easy)」(渋谷)会員しか食べられない究極パフェに恋焦がれて。鈴木セイラ「金曜日、秘密のデザート」vol.11

予約困難なレストラン、知る人ぞ知る名店、大人のバーetc. 今までメディアでも掘り下げてこなかった、大人のための秘密のスイーツをお届けする連載「鈴木セイラ『金曜日、秘密のデザート』。秘密のスイーツを毎月紹介してくれるナビゲーターは、元東京カレンダーで現在はソーシャルメディアマーケティングをしている、鈴木セイラさん。他のメディアでもなかなか取り上げてこなかった秘密のデザートを、今宵もお届けしていきます。

今回は各メディアでも話題の完全会員制で住所非公開、渋谷の隠れ家で味わう禁断のパフェをお届けしていきます。

背徳感と甘い誘惑のはざまで。2軒目デートにぴったりな“オトナの秘密基地”

“住所非公開”その言葉一つで止まらない期待感とワクワク感。そんな女性の欲望を満たしてくれる「リメークイージー(Remake easy)」があるのは渋谷。駅からも徒歩すぐという好立地。「本当にここにお店があるの?」と疑ってしまうほど、何の変哲もない雑居ビル。

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エレベーターを上がれば、そんな女性の疑いは一瞬にして、高揚感と変わる。別世界への扉を開ければ、抑えきれない期待感。

「リメークイージー(Remake easy)」(渋谷)会員しか食べられない究極パフェに恋焦がれて。鈴木セイラ「金曜日、秘密のデザート」vol.11

「現実と空夢の狭間世界」のテーマのもとリニューアルされた内装。スタイリッシュなカウンターは、ヴィンテージとモダンが調和した重厚感漂う雰囲気に。また奥にはラグジュアリーで広々としたソファ席も。一軒目のレストランで食事を終えた後、「とっておきのスイーツを食べに行かない?」という誘い文句とともに向かいたくなるような、大人の背徳感を味わえる会員制のパフェバーとなっています。

「リメークイージー(Remake easy)」(渋谷)会員しか食べられない究極パフェに恋焦がれて。鈴木セイラ「金曜日、秘密のデザート」vol.11

住所を知ることができるのは、会員のみ。その場所を知っているという優越感だけでも、女性心をくすぐります。パフェ×カクテル、ここでしか楽しめない一期一会のカクテルも楽しみの一つ。

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「リメークイージー(Remake easy)」は、もともとクラウドファンディングで会員権が販売され、知る人ぞ知る秘密の場所としてSNSでもオープン当初はかなり話題に。そんな人気がある中で、なぜリニューアルをしたのか? その理由は、Remake easyの世界観をよりブラッシュアップし、会員様に大人の隠れ家空間をより感じていただくため。2021年の秋にリニューアルしたそう。

業界でも注目の新進気鋭の天才パティシエの美技に酔いしれて

「リメークイージー(Remake easy)」(渋谷)会員しか食べられない究極パフェに恋焦がれて。鈴木セイラ「金曜日、秘密のデザート」vol.11

このバーでいただけるパフェは、“パティシエ起業家”として業界でも注目を浴びている林巨樹さん。TwitterをはじめとするSNSでも人気を集め、弱冠26歳でありながら株式会社Brossの代表をつとめられています。

パティシエとしてお菓子を作るということだけではなく、お菓子の世界の先である食材のこと、また裏側にある働き方や価値観の伝え方まで、幅広い視野で新しい提案をし続けているんだとか。お店に立たれる日は、会員の方には事前にお知らせしているそうなので、要チェック。

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そんな林シェフが監修し、作り上げたパフェは背徳感に満ち溢れ、見た目も味わいも最高のもの。パフェ=パーフェクトという意味合いから“最上級なものを用意したい”という想いも込めて作り上げられ、目の前で組み立てていく様子を写真や動画におさめる楽しみも。

ここでしか食べられないパフェが感じさせる“私のとっておき”

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パフェのラインアップとして通年食べられるパフェが2種類。また季節のパフェが1種類。まず紹介したいのが写真左の「イチゴの花畑パフェ 」。リキュールをベースにするなど、パフェ専門店とは異なる特別な味わいは、このお店を知っているからこそ、行き着いた人が食べられる背徳感と満足感。

イタリアのリキュール「アマレット」をベースにし、下からフランボワーズの甘酸っぱいジュレ、食感のパーツとしてのクランブルクッキ ーとアーモンド生地、パフェグラスに沿うように旬のイチゴが輝きます。そして、杏仁のような甘く優しい香りのするアマレットムースがいちごと合わさることで、柔らかい味わいになり、口の中で上品に香る構成に。

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また最後に一周しぼったクリームは、生クリームではなくホワイトチョコ。センターに入っているのはフランス産のバニラをたっぷり使用したアイスクリームとなっています。まわりの小さなお花は“ペンタス”という、食べることができるお花がパフェを彩ります。

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「キャラメルショコラとバナナのパフェ」は、キャラメルソテーしたバナナをラム酒で少し香りづけをして飛ばしています。バナナを加熱することで酸味と、まろやかなコクととろみが出て、合わせるチョコレートムース、クランブルカカオと相性は抜群に。パフェのトップにはフランス産の高級チョコレートヴァローナ社のチョコレートクリームと濃厚なチョコレートアイスクリーム。さらにアーティステックなチョコレートプレートと金箔をトッピング。

こちらのパフェに使用されているチョコレートは、すべてオーガニック・フェアトレードのチョコレート「KAOKA(カオカ)」を使用しているそう。

鈴木セイラが感じる、2軒目デートとしての良さ

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数多くのお店へ訪れ、大人の隠れ家を見てきた鈴木セイラさんが、まず一番にお店の良さとして挙げたのはさりげなく充電できるテーブル。

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カウンターの上にある長方形のカバーを外せば、スマートフォンの充電ができる設計に。2軒目になると、電池の残量も気になるところ。そんなちょっとした心のザワつきも解消できてしまうところも、空間としての“気遣いとおもてなし”を感じます。

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また窓がなくてもカウンターのブロンズ板が、閉鎖感を打ち消し大人の隠れ家感をより演出。自撮りをしても暗くなりすぎない空間の設計も、女性に嬉しいポイントの一つ。

新しく始まったおつまみ感覚で食べられる「パフェ・ド・サレ」

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パフェバーなので、お酒と一緒に楽めるものを考えたメニュー。甘いものを食べない男性もいることから、おつまみ感覚で始まった「パフェ・ド・サレ」は新しいパフェの在り方も感じます。山形県産のだだちゃ豆を使い、全体的にさっぱりしてぺろっといけてしまいます。お花に見立てられた生ハムも美しく、パフェとして成立している点も、注目のポイントです。

いかがでしたでしょうか? 秘密の大人の遊び場。気になる方は公式Twitterをチェック。会員は定期的の募集をしているので、まずはSNSをフォローしましょう。

About Shop
Remake easy
住所:完全非公開
営業時間:17:00〜24:00(L.O.23:00)、⼟⽇祝 13:00〜24:00(L.O.23:00)
定休日:不定休

クリーム太郎

クリーム太朗

ウフ。編集長

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編集責任者。ショートケーキ研究家として、日本全国のケーキを食べ比べる。自身でも、ケーキやチョコレートの製造・販売を目指すべく、知識だけではなく実技も鍛錬中

Photo/Masahiro Noguchi Writing/Cream Taro(坂井勇太朗)