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世界大会優勝者2人による“カクテル×スイーツ”のペアリング。この日のために考案したスイーツを、甘美なウイスキー「グレンフィディック」カクテルと共に…

世界有数のスピリッツ会社から新たなウイスキー「グレンフィディック16年」が登場。新発売を記念して開催された1日限定イベントでは、【グレンフィディックが結ぶ、極上のカクテルとスイーツ】と題して、世界大会で優勝経験を持つ2人の技術が織りなす”カクテル×スイーツ”のペアリングを体験。

この日のためだけに考案されたスイーツの魅力と併せて、イベントへ参加したufu.編集部が新しいスイーツの楽しみ方をお届けします!

互いの魅力を引き出すそれぞれのこだわり

世界大会で優勝経験を持つ2人
(左)東京・渋谷「石の華」オーナーバーテンダー 石垣 忍さん
(右)東京・三軒茶屋「YAYOI TOKYO」オーナーパティシエ 大塚 陽介さん

「グレンフィディック16年」の甘美な味わいを生かしたオリジナルカクテルは、東京・渋谷「石の華」オーナーバーテンダーで、IBA公認の世界大会で優勝した石垣 忍さんが考案。ペアリングのスイーツは、東京・三軒茶屋「YAYOI TOKYO」オーナーパティシエで、世界大会優勝経験を持ち、日本の洋菓子業界をけん引する大塚 陽介さんが考案。

今回のペアリングイベントを行うにあたり、大塚さんは「グレンフィディックの香り・味わいからすぐに今回のスイーツが浮かんだ。味わいの奥深さを最大限に引き出し、石垣さんのカクテルとともに召し上がった方が楽しんでもらえるのではないか」と話す。

石垣さんからは「スイーツとのペアリングを意識しながら、クラシックなカクテルを再解釈して考案。日ごろカクテルやウイスキーを飲まないという方にも気軽に楽しめるので、グレンフィディックとともに新しい世界を感じていただきたい」とのこと。

カクテル×スイーツのペアリングを体験

グレンフィディック16年とのペアリング
グレンフィディック16年とのペアリング

<スイーツ>Caramel Gelato

グレンフィディック16年のテイスティングノート、「メープルシロップとキャラメリゼされたジンジャー」のエッセンスを強調するストレートなマリアージュ。

大塚さんは「ペアリングするスイーツは、一方向に偏ってしまうとグレンフィディック16年の良さが出てこないのではと思い、キャラメルのジェラートにすることで、グレンフィディック16年の方向に合わせた形にし、ジェラートの下には味を引き締める為に、ショコラのビスキュイ生地を敷いて、落ち葉をかたどったラングドシャ・チュイルで食感を加えた」と話す。

<カクテル>Whisky Sour

キャラメルのフレーバーに合うフルーツとスパイスを加えて、ウイスキー・サワーに。

石垣さんからは「大塚さんからキャラメルのジェラートを提案され、キャラメルがもつ苦味や香ばしさをよりお酒として相乗効果を表すために、パイナップルジュース・グラスの縁に黒コショウをつけてスパイスでアクセントを。【甘み・苦味・辛味】をバランスよく楽しんでほしい」とのこと。

“ウイスキーサワー”というクラシックカクテルは今、海外でも主流となっており、日本でも流行ってきているカクテルだそう。

Caramel Gelato

キャラメルのジェラートはコクがあり、とってもなめらか。口の中にキャラメルの風味が広がります。そこにアクセントとして、ラングドシャとチュイルの軽い食感が楽しい一品。ペアリングのカクテルは、甘酸っぱいパイナップルジュース×ピリッとする黒胡椒という珍しい組み合わせですが、お話にもあった通り、普段カクテルやウイスキーを飲まない方にも、とても飲みやすい新感覚の一杯。ジェラートの濃厚な甘さを引き立たせます。

グレンフィディック15年とのペアリング
グレンフィディック15年とのペアリング

<スイーツ>Mousse Montélimar

グレンフィディック15年の複雑で奥行きのあるソレラリザーブの円熟した味わいをまとめ上げ、さらに高みへと誘うアルゼンチン産の「蜂蜜」。フランス銘菓ヌガー・モンテリマールの構成を表現した、アプリコットと蜂蜜のムース。

<カクテル>Rusty Nail

蜂蜜を使用したクラシックスイーツということで、花をキーワードにしたスコッチベースのラスティ・ネイルに。エキゾチックな花の香りがとても良く合います。

Mousse Montélimar

アプリコットの層にドライフルーツとナッツを閉じ込め、ハチの巣をイメージするデザインのジュレを乗せた、芳醇で贅沢な味わいが口いっぱいに広がる一品。ペアリングのカクテルは、蜂蜜の上品な甘さと花の香りがムースととても良く合います。

グレンフィディック12年とのペアリング
グレンフィディック12年とのペアリング

<スイーツ>Poire

グレンフィディック12年の象徴的な香り「洋梨」をテーマに、香りの広がりを追求。伝統菓子「シャルロットポワール」をベースに、ココナッツ・オレンジ・キャラメルの要素を加え、モダンに再構築。

<カクテル>Espresso Martini

洋梨・ココナッツ・オレンジの各フレーバーに相性の良いエスプレッソを。エスプレッソ・マティーニをベースに12年を使用。

Poire

洋梨のババロアやココナッツムース・オレンジのジュレなど、甘酸っぱい組み合わせが周りをコーティングしているキャラメルのほろ苦さと相性抜群。下の層にあるココナッツのビスキュイ生地がサクサク食感で飽きの来ない一品。ペアリングのカクテルであるエスプレッソ・マティーニのビターな味わいがポワールの味わいを引きたたせていました。

スイーツにはコーヒーや紅茶と併せることが多いかと思いますが、「スイーツをいつもと違う楽しみ方をしたい」ときにはカクテル。「お酒と一緒に楽しむ何かがほしい」そんなときには、気分を変えて美味しいスイーツを選んでみてはいかがでしょうか?新たな発見ができるかもしれません。

もかさん

もか

ウフ。編集スタッフ

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製菓学校卒業後、美味しいお店と商品を広めたいと思い、洋菓子販売と飲食店専門の広告代理店を経てウフ。編集部へ。チョコレート、ピスタチオスイーツが好き。