ufu(ウフ)スイーツがないと始まらない。
この冬、「ロッテ」注目のチョコアイスは!? チョコレートジャーナリスト、ショコラティエ、アイス研究家が徹底分析・解剖 vol.01

この冬、「ロッテ」の注目のチョコアイスは!? チョコレートジャーナリスト、ショコラティエ、アイス研究家が徹底分析・解剖 vol.01

冬のコンビニエンスストア、スーパーにおけるアイス市場は、さっぱり系のアイスが並ぶ夏とは変わって濃厚系のアイスが勢ぞろい。続々と登場する新作の中でも、チョコレート系のアイスに注目が集まる今冬。年々レベルが上がっているチョコレートアイスを、専門家たちが実食し、分析&徹底解剖! 今回は豪華な専門家たちが奇跡の出会いを果たし、いったいどんな座談会になるのか!? またロッテのアイス開発担当も同席するというスペシャルなトークに。知られざる開発エピソードやプロだからこそ気づいた、美味しさの秘密まで、まるっとお届けしていきます。寒さが本格化するこの冬に、今すぐ食べたくなる最新チョコアイスとは!?

チョコレートジャーナリスト、世界大会を優勝したシェフ、アイス研究家が実食!

この冬、「ロッテ」注目のチョコアイスは!? チョコレートジャーナリスト、ショコラティエ、アイス研究家が徹底分析・解剖 vol.01

今回駆けつけてくれた3人は、豪華なこの方々たち! まずチョコレート好きたちの憧れであり、チョコレートジャーナリストとしてラジオやTVなど、各メディアでも活躍中の市川歩美さん(写真中央)。そしてイタリアで開催された製菓の世界大会「The World Trophy of Pastry Ice Cream And Chocolate FIPGC 2019」にチームキャプテン ショコラ担当として出場し、世界一の座を獲得。そして今年自身のチョコレートブランド「Seiste」(セイスト)を立ち上げ、ufu.編集長注目の瀧島誠士シェフ(写真右)。そしてアイスを語る上で、アイスなのにHOTで絶対欠かせない!今年一注目のアイス研究家シズリーナ荒井さん(写真左)。

本当に美味しいチョコアイスは、カカオの持つ酸味と香り。そして最後まで食べて美味しいか

この冬、「ロッテ」注目のチョコアイスは!? チョコレートジャーナリスト、ショコラティエ、アイス研究家が徹底分析・解剖 vol.01

シズリーナ荒井さん「アイスとチョコレートって、どれも美味しいけれど、本当に美味しいチョコレートアイスってチョコレートのスペシャリストからみてどんなものですかね?」

瀧島シェフ「そもそも、アイスクリームって温度帯が低い。一方でチョコレートって油に近いものなので、本当は常温に近いほうが美味しいんですよ。だから温度帯が低いアイスとチョコレートを合わせるときに大事なのは香りを引き立たせることだったり、酸味を出すことにヒントがあります。特にそういった南米のカカオをアイスに使うと、香りを引き立ててくれて、美味しく仕上がるんです。」

シズリーナ荒井さん「なるほど、チョコアイスって最初から最後まで甘いと途中で満足感を得られて残しちゃいますよね。最後まで食べきらせることも考えなきゃいけないなと思いました。そしてですね、ロッテの開発担当の皆さまがこれは表情がどっちの表情なのか……。『そうです!』なのか、『やばいぞ』なのか(笑)」

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ロッテ研究担当高尾さん「普段から、我々が意識していることをそのままおっしゃってくださったので、こちらも逆にこれで合っていたんだ!とホッとしました。」

ロッテマーケティング担当北村さん「開発段階での試食はひと口、ふた口で判断しがちですが、お客様はしっかりと全部完食される。そのことを想定して、香りとか味わいを大事にしていますし、最後まで飽きずにカカオを感じられるかどうかはすごくこだわって作っています。」

シズリーナ荒井さん「たしかに、試食だとひと口だけで終わってしまうけれど、開発となると全部食べ終えることを考えていらっしゃるんですね。」

食べる温度帯を変えた!? 革新的なアイス

この冬、「ロッテ」注目のチョコアイスは!? チョコレートジャーナリスト、ショコラティエ、アイス研究家が徹底分析・解剖 vol.01

まず最初に「クーリッシュ ベルギーチョコレート」を実食していただきました。

シズリーナ荒井さん「これ、本当にもう絶妙なんですよ。やわらかさが。ロッテさんが美味しく食べられる温度帯を、計算しているんだと思います。」

市川歩美さん「温度ってとても大事ですよね。チョコレートも温度によって風味が変わるので。」

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ロッテマーケティング担当北村さん「『クーリッシュ』は、開発当初から“食べる温度を変える”ということで、アイスクリームの違った美味しさを楽しんでもらうことを考えて作りました。もともと-18℃が多いアイスクリームですが、これは-8℃で全然違うんです。」

シズリーナ荒井さん「もうこれは飲むアイスですから、飲ませるためのアイス。」

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瀧島シェフ「すっごくおしゃれな味がしますね。」

市川歩美さん「そうそう、チョコレート専門店でいただく、ショコラグラッセみたいです。ベルギーチョコレートということで、本当にそういう味がする。」

瀧島シェフ「うん、本当にベルギーチョコレートの味がしますね。」

シズリーナ荒井さん「お二人にお聞きしたいんですけれど、なぜこれを飲んだ瞬間、‟専門店“の味ってわかったのですか?」

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市川歩美さん「まず、飲んだときにすごくクーベルチュールっぽい。ショコラティエさんが使うチョコレートの味なんですよ。」

瀧島シェフ「普段からクーベルチュールチョコレートを使っているので、食べた瞬間で風味の違いはわかります。これは飲んだ瞬間に、しっかりとしたチョコレートを使っているとわかりますね。」

ロッテマーケティング担当北村さん「これは、色々なショコラトリーを食べ歩いて、行き着いた味なんです。あえてエッジを利かせているんですよ。製造段階でも実際にブロック状の大きなチョコレートを使っています。」

最新のクーリッシュはさらにスゴい!? 「クーリッシュデザート ダブルショコラ&クッキー」

この冬、「ロッテ」注目のチョコアイスは!? チョコレートジャーナリスト、ショコラティエ、アイス研究家が徹底分析・解剖 vol.01

続いて登場したのは、11月23日(火)に全国のコンビニで先行発売したばかりの「クーリッシュデザート ダブルショコラ&クッキー」。何が入っているか、パッケージからは想像できないように、今回の撮影では特別に銀のデザインなしパッケージをご用意いただくという、気合いの入りっぷり!

この冬、「ロッテ」注目のチョコアイスは!? チョコレートジャーナリスト、ショコラティエ、アイス研究家が徹底分析・解剖 vol.01

シズリーナ荒井さん「ちょっと待ってくださいよ! このパッケージすごい、中身がわからないようになっていて、今日わざわざご用意いただけるとは(笑)。」

瀧島シェフ「これは試されていますね。」

シズリーナ荒井さん「こだわりを当ててくださいよと。」

市川歩美さん「これはもう呼吸を整えて、精神統一しなきゃ。……あ、これカカオが全然違う。」

瀧島シェフ「チョコレートの口どけがすごくいいですね。これ南米産のカカオですよね。」

市川歩美さん「これ、南米のどこか、カカオが浅煎りのフルーティーな個性的なカカオの何かかなって感じがします。」

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瀧島シェフ「僕はペルーだと思いますね。」

市川歩美さん「エクアドルもあるかもですね、エクアドルといっても地域や農園で全然違うけれど。」

シズリーナ荒井さん「もう私はチョコレートのことが全然わからないんですが、私の答えとしては南浦和です(笑)。これはロッテさんの工場がある。」

市川歩美さん「これ、カカオの味をしっかり出していますね。ちょっと知識や経験ある方にも飲んでもらいたいですね。」

シズリーナ荒井さん「おおおお!」

瀧島シェフ「うん、ぜひ飲んでもらいたいかも。」

この冬、「ロッテ」注目のチョコアイスは!? チョコレートジャーナリスト、ショコラティエ、アイス研究家が徹底分析・解剖 vol.01

シズリーナ荒井さん「ちょっとこの(持参した)防音用イヤーマフで、クーリッシュデザートと対話してもいいですか!? 無音の状態で食べると発見がいっぱいあるんですよ。そしてこれ、チョコのブロック? 何か入っていますね。」

ロッテ研究担当高尾さん「実は、チョコアイスの中に生チョコレートソースと、チョコレートのクッキーが入っているんです。

シズリーナ荒井さん&市川歩美さん「えええ! クッキーなんですか?」

瀧島シェフ「チョコレートクッキー、すっごい入っていますね。いい意味で入れすぎじゃないですか?(笑)とってもぜいたく!」

シズリーナ荒井さん「カカオの産地の正解もぜひ教えてください!」

ロッテ研究担当高尾さん「はい、アイス部分はガーナ産のカカオ、生チョコレートソースに使用しているのはエクアドル産です。」

シズリーナ荒井さん「おお、市川さん正解じゃないですか! 今回はガーナ産とエクアドル産ということで、カカオの産地が違うものを組み合わせることってよくあるのでしょうか?」

瀧島シェフ「産地が違うものを組み合わせると、より深みのあるものになります。最初のチョコの風味と、食べ終わったときのチョコの風味をコントロールして、より素材を際立たせたりしますね。だからこの『クーリッシュデザート ダブルショコラ&クッキー』は本当に工夫されていて、凄いと思いました。」

専門家も驚いた! 冷たいアイスなのに、チョコレートの味がストレートに舌に伝わる!?

この冬、「ロッテ」注目のチョコアイスは!? チョコレートジャーナリスト、ショコラティエ、アイス研究家が徹底分析・解剖 vol.01

続いては、今年日本上陸50周年を迎えた“レディーボーデン”ブランドから「レディーボーデン ミニカップ チョコレート」を実食!

市川歩美さん「久しぶりにいただいたんですが、これすっごくなめらかです。」

この冬、「ロッテ」注目のチョコアイスは!? チョコレートジャーナリスト、ショコラティエ、アイス研究家が徹底分析・解剖 vol.01

シズリーナ荒井さん「ちょっと失礼な言い方になっちゃうかもですが、あれ、こんなに美味しかったでしたっけ?」

瀧島シェフ「これ、うちのキッチンにアイスを作る環境がないので、アイスを使ったパフェとかデザートを考えるときに、試作用でこっそり使わせていただいているんです」

シズリーナ荒井さん「え、レディーボーデンじゃなきゃダメなんですか?」

瀧島シェフ「このアイスは、他にないぐらいチョコレートの味を、ストレートに感じさせてくれるので。」

市川歩美さん「そうそう。そしてとにかく舌触りがよくて、なめらかなんですよ。ふわっとしているというか。」

シズリーナ荒井さん「これ、食感含め何か改良をされたんでしょうか?」

この冬、「ロッテ」注目のチョコアイスは!? チョコレートジャーナリスト、ショコラティエ、アイス研究家が徹底分析・解剖 vol.01

ロッテ研究担当高尾さん「これはですね、素材や品質は変えていないのですが、このふわっとしながらも、濃い味と舌触りをふわ濃いとして打ち出しているんです。空気を含ませて作ることで、スプーンの通りをよくしています。」

市川歩美さん「冷たすぎると、チョコレートの味って届きにくいことがあるけれど、これはチョコレートの味がしっかりする。チョコレート味のアイスではなく、チョコレートがアイスになったという感じがします。」

瀧島シェフ「これはずっとフルーティーな味がして、食べていてまったく飽きがこなくて美味しいです。」

専門家たちによる、深~い解説と開発担当者の「あっ」と驚くエピソードもたくさん出たところで今回はここまで。まだまだあるチョコアイスの専門家による掘り下げはまた次回に! お楽しみに。

取材協力/ロッテ Photo/Masahiro Noguchi Hair&Make/Hiroko(secession) Writing/Cream Taro

クリーム太郎

クリーム太朗

ウフ。編集長

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編集責任者。ショートケーキ研究家として、日本全国のケーキを食べ比べる。自身でも、ケーキやチョコレートの製造・販売を目指すべく、知識だけではなく実技も鍛錬中