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桜エビのタブレット&クッキーショコラとは? 静岡発のクラフトチョコレート『Conche』(コンチェ)。 連載「チョコと人と、物語と」vol.05

前回の記事で、クラフトチョコレートメーカーのパイオニア的存在の静岡の『Conche』店主 田中克典さんをインタビューをお届けしてきました。今回は、ue_monさんによる、Concheさんのおすすめのチョコレートをリポートしていただきます。

日本人でも、食べやすいサイズ感に

 Concheでは日本人のチョコレートの消費スタイルに合わせて、手に取りやすい価格帯で、23g(約11gのタブレットが二枚)の食べ切りサイズを提案している。また食べ切りサイズなので、好きな産地や試してみたい産地を複数買いして、産地毎の食べ比べをすることもできるし、ちょっとしたお土産やプレゼントとしても購入しやすい。 Concheのローストの違いを知るなら、日本人が食べなれたガーナ産を!

前回の記事でも紹介したが、Concheでは世界的にも珍しい煎茶用のロースターでカカオ豆をローストしている。その違いを味わうなら、ぜひ日本人がチョコレートとして食べなれているガーナ産をお薦めする。

炒ったココナッツフレークやシナモンの甘いフレーバーに、水仙茶(黒烏龍茶)の膨よかで芳ばしい茶葉の香りが立体的に重なる。躍動的でキャラクターにメリハリがあり、柔らかな苦味や渋味の余韻が心地良く残る。 食べやすく優しい味わいが特徴のガーナ産のカカオ豆ですが、実は個性を引き出すのは意外と難しい。そんな中でもしっかりと奥行きを出して、味わい深く仕上げています。 また、このガーナ産のカカオ豆は児童労働から子供たちを守るプログラムを実践する国際協力NGO『ACE』が手がけており、チャイルドレイバーフリーのカカオ豆であるだけでなく、チョコレートを購入することで、間接的にそうした活動の支援をすることもできる。

静岡への愛情がたっぷりな桜エビ醤油チョコレート

こちらも前回の記事で紹介した桜エビを使ったタブレット。ミルクチョコレートをベースに、駿河湾特産の桜エビの素干しと、静岡で創業150余年の山白玉の再仕込み醤油を合わせ、更にカカオニブを加えています。

みたらしの様な甘塩っぱい味わいに、桜エビの旨味と芳ばしさが見事に合わさる。カカオニブのカリカリとした食感と、桜エビのショリショリとした食感のコントラストがユニークで、エビらしい磯の香りがふんわりと鼻を抜ける。

砕けた雰囲気のティーブレイクにはオチャノトモ

オチャノトモは静岡の豊かな自然と、丁寧な手仕事が生み出した高品質な素材と、カカオを合わせたクッキー缶。小麦粉も静岡県産のものを使っており、静岡の魅力を余すことなく堪能することができる。また名前の通りこのクッキー缶はお茶と一緒に楽しんで欲しいと言う思いが込められている。

クッキーの種類は6種類 ・清沢川の里のレモン(静岡市清沢地区産レモンピール入りホワイトチョコレートを挟んだクッキーサンド) ・丸子宿の花と匠(静岡市丸子地区産の和紅茶と静岡県産の蜂蜜を合わせたクッキーに、ハイチ産カカオ豆を使ったダークチョコレートを挟んだクッキーサンド) ・富士山南麓の土と水(富士宮市産落花生を使ったクッキーに、ガーナ産カカオ豆を使ったダークチョコレートを合わせたクッキーサンド) ・オクシズ育ち山桜の薫り(静岡市中山間地域の山桜で燻製した全粒粉ブレンドのココアクッキー) ・人宿町のチョコレート(ガーナ産カカオ豆のミルクチョコレートを挟んだクッキーサンド) ・人宿町のカカオニブ(ガーナ産のカカオニブを加えたクッキー)

 ほっこりする味わいながら、それぞれしっかりと素材の特徴を捉えた作りになっている。温かい緑茶を合わせるのも良いが、暑い日は冷やした玄米茶も良く似合う。

About Shop
「Conche」
静岡県静岡市葵区七間町16ー7 SOZOSYA OMACHIビル 1A(MAP)
営業時間:11:00~18:00
定休日:不定休

ue_monさん

ue_mon

通りすがりのただのチョコ好き

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Instagram ue_monにて、お酒や料理、チョコレートの情報を発信中。チョコのテイスティングの感想も上げながら、チョコレートの魅力や楽しみ方も投稿。この連載では、チョコレートの作り手、ブランドを担う人々の姿や想いを執筆してくれます。