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御徒町の隠れ家カフェ「アンダート」で宝石のようなスイーツと天然石のアクセサリーに見惚れる

御徒町の隠れ家カフェ『アンダート』で宝石のようなスイーツと天然石のアクセサリーに見惚れる

御徒町の隠れ家カフェ「アンダート」で宝石のようなスイーツと天然石のアクセサリーに見惚れる

御徒町から約徒歩10分のところにある店『アンダート』。天然石を使用した、世界に1つだけのオリジナルアクセサリーと、キラキラと輝くスイーツを楽しめるカフェ&ギャラリーショップです。

御徒町の隠れ家カフェ「アンダート」で宝石のようなスイーツと天然石のアクセサリーに見惚れる

『アンダート』のコンセプトは“海と宇宙と鉱物”。予約者のみが来店できる知る人ぞ知るお店です。今回はまるで魔法使いの部屋を思わせる店内で堪能できる、キラキラ輝く誕生石のパルフェと、フロート、そして雨の日にしか出会うことのできない幻のドリンク“ペトリコール”を紹介します。

自然の美しさを感じる店。特別な空間を作るインテリアと手作りアクセサリー

御徒町の隠れ家カフェ「アンダート」で宝石のようなスイーツと天然石のアクセサリーに見惚れる

閑静な住宅街の中にひっそりと佇む『アンダート』。ショーウィンドウのディスプレイには地球儀や中世のヨーロッパを思わせる望遠鏡などが飾られ、一見カフェとは分からない雰囲気。ドアを開けると、まるで夜の世界へ飛び込んだような感覚を覚えます。

御徒町の隠れ家カフェ「アンダート」で宝石のようなスイーツと天然石のアクセサリーに見惚れる

間接照明の光の中でキラキラと輝くさまざまなアクセサリーや作品が、壁やガラスケースに飾られています。『アンダート』は“海と宇宙と鉱物”をテーマにさまざまなモノを取り扱うギャラリー兼カフェ。店主夫妻が作る、天然石を使ったアクセサリーから、図版、ブローチ、食器、本、音楽まで、ジャンルにとらわれないラインナップが魅力です。

御徒町の隠れ家カフェ「アンダート」で宝石のようなスイーツと天然石のアクセサリーに見惚れる

2016年に御徒町で、小さなカフェを併設したアトリエショップを構えていた店主夫妻。しかし、お客様によりゆっくりと落ち着いた雰囲気の中で楽しんでもらいたいという思いから、2020年にカフェとギャラリーショップを移転。現在の『アンダート』をオープンしたんだとか。

御徒町の隠れ家カフェ「アンダート」で宝石のようなスイーツと天然石のアクセサリーに見惚れる

店主「“宇宙は海で満たされている”というコンセプトを元に、少しずつ空間作りをしてきました。これは、“万物の根源は水であり、宇宙もまた水で構成されている”という古来の考えに着想を得ています」

『アンダート』は約1年半かけて店主夫妻でリノベーションをし、完成させたそう。どこを切り取っても感じる、唯一無二の雰囲気はこうしたこだわりから来ているのかもしれません。

7月の新たな誕生石「スフェーン」をゼリーで表現。爽やかな青リンゴ風味のパルフェ

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『アンダート』で最も人気なのが、誕生石のパルフェとクリームソーダ。毎年異なるフレーバーを用意しています。中でも、今回紹介するのは7月の誕生石スフェーン。スフェーンは日本語でチタン石とも呼ばれ、黄色や黄緑色が代表的な色です。

7月の誕生石といえば真っ赤な宝石のルビーですが、実は2021年、63年ぶりに日本の誕生石が改訂。新たに10石が追加されました。7月の他、2月、3月、4月、6月、8月、9月、12月に誕生石が追加されています。

御徒町の隠れ家カフェ「アンダート」で宝石のようなスイーツと天然石のアクセサリーに見惚れる

店主「スフェーンは、角度によって色見が変わる多色性と、光の中で虹色に輝く性質を持った不思議で魅力的な石。特に光の当たり具合で赤や緑、白に変化する色合いはまるでリンゴのようだと感じました。そこで今年は『7月の誕生石のパルフェ』を青リンゴ味にしました」

グラスの中には、キラキラ輝く青リンゴのゼリーとシャーベット、そして青リンゴのコンポートが入っています。爽やかな甘みと酸味で暑い季節におすすめのパルフェ。さらに、スプーンで深くまで掬うと、チーズクリームとスポンジが。さっぱりとした味わいの中にコクがあり、充分な食べ応えです。

ホワイトチョコレートの一番星が特別感を演出。一緒に飲みたいスフェーンのクリームソーダ

御徒町の隠れ家カフェ「アンダート」で宝石のようなスイーツと天然石のアクセサリーに見惚れる

『アンダート』では誕生石のパルフェと合わせて、クリームソーダも販売。7月はパルフェに合わせて、青リンゴシロップを使用したクリームソーダです。

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グリーンのグラデーションが美しいドリンクの上には、バニラアイスとサクランボ。星形のホワイトチョコレートがかわいらしいだけでなく、特別感も演出しています。

雨の日はラッキーDAY!?ギリシャ語で“石のエッセンス”を意味するドリンク「ペトリコール」

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事前予約必須の『アンダート』では、せっかくの来店日が雨、ということも起こりうること。そんな時、お客様の憂鬱を少しでも幸せな気持ちにしたいという思いから、雨の日限定メニューが誕生したんだとか。

店主「ペトリコールとは、雨が降った時に地面から立ち昇る香りを示す言葉。ギリシャ語で、“石のエッセンス”という意味です。

当店の『ペトリコール』はお客様自ら、雨雲に見立てた綿あめに自家製のソーダ水の雨を降らせてお召し上がりいただきます。時間が経つと、徐々に中のエディブルフラワーが花開く仕掛けは恵みの雨をイメージしています。雨雲の消えた大きなグラスの中に、海で満たされた小さな宇宙の誕生を感じていただければと思います」

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実際にソーダ水をそそぐとみるみる溶ける綿あめは、まるで雨雲を溶かしているよう。そして、ふわりとすみれの香りが広がります。アロマの香りが心を落ち着かせ、幸せな気分に。

ソーダ水の注ぎ方で色のグラデーションが人によって変わるそうで、そんな違いも楽しい一杯です。

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実はグラスには食用の銀箔が散りばめられているんだとか。写真では収められない程細かくキラキラした銀箔。ここで体験した人のみ知ることができる、そんな隠れた仕掛けが『アンダート』の魔法のように感じます。

About Shop
Andart(アンダート)
東京都台東区台東2丁目23−5 星丸ビル 1F
営業時間:金 17:00~22:00/土・日 12:00~18:00
定休日:月~木
予約HP:http://andart-gallery.com/

園果わたげさん

園果わたげ

ウフ。編集スタッフ

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ufu.の新米編集者。メンズカルチャー誌でアシスタントを経験後ufu.に転身。 特技は甘いものを食べ続けること。最近は美術館内レストランの限定コラボスイーツにハマっている。