パン部
2023.04.24

「Dreamin.B Sumiyosi」（東京・住吉）自家製パンが100種以上並ぶ話題の新店へ潜入

パンライターの坂本リエです。
今回ご紹介するのは、2023.3.16東京・住吉にグランドオープンした「Dreamin.B Sumiyosi」。
こだわりの自家製パンが日替わりで100種以上並ぶんだとか！
さっそく、オープン初日に取材へ行ってきたので、魅力をご紹介します。

手間ひまをかけた「日常の贅沢」を感じてほしい

住吉駅A1出口を出て歩くこと約徒歩3分。
下町感溢れる外観で入りやすさを感じました。

「近辺には清澄白河や錦糸町といったパン屋さん激戦区がありますが、住吉にはパン屋さんがないことからこの地で開きたいと思いました。日常の贅沢を感じてほしいです。」と話すのは、代表取締役の高橋さん。

開店時間15分前に到着するもすでに地元の方を中心に長い行列ができていて、皆さんが楽しみにしていたことが分かります。

店舗に入ると、両サイドにパンたちが並びます。

小麦は、石臼で優しく挽いた京都産をはじめ、北海道、福岡、フランスなどパンにより18種類以上使用。
食材は北海道あずき、フランス最高峰AOPバター、北海道、九州の発酵バターを使い分け、オーガニックや無添加にもこだわり、日替わりで自家製のパンが100種類以上も並ぶというから驚きです。

パンを中心に焼き菓子もあります。
米粉を使ったグルテンフリーの商品もあり、様々なニーズにこたえてくれそう！

さらに奥へ進むとレジ横にサンドイッチが入った冷蔵ケースが！
スタッフに聞くと、おすすめは大山ハムを使った「芳醇大山ハムとチェダーチーズ」やブラックペッパーがアクセントになっている「生ハムとブリーチーズ」だそうです。

ここで私のおすすめ5点をご紹介します。

①外はガリッと中はふわっとした2つの食感が楽しい！「チョコとくるみクロッカン」

1つめは「チョコとくるみクロッカン」。
見るからにガリガリそうなビジュアルにやられました。
ディッシャーですくったようなアイスにも見える形がかわいらしい。
オーガニックのチョコレートとくるみがたっぷりと入っています。
外はガリガリ、中はふわっした部分があり、2つの食感が一度に楽しめます。
甘すぎずバランスがよくてこれは絶対食べてもらいたい1つです。

②クリームチーズの酸味がアクセント！「シナモンロール」

2つめは「シナモンロール」。
クリームチーズがたっぷりとのっていました。
レモンの風味と香りがふんわり香ってアクセントになっています。
リベイクすると外はカリッと中はもっちりと弾力があります。
シナモンがたっぷりと巻き込まれていて、シナモン好きは文句なしの逸品！

③バターがじゅわ～と染み込んだ生地がたまらない！「カルダモンとバターのマリアージュ」

3つめは「カルダモンとバターのマリアージュ」。
艶が美しいですよね。
リベイクすると、外はサクサク、中はバターがじゅわ～と染み込んだ柔らかい生地でした。
後からカルダモンの香りが香って上品です。
ほんのりはちみつのやさしい甘みも感じられ、大人な味わい。

④「AOP パン・オ・ショコラ」

4つめは「AOP パン・オ・ショコラ」。
リベイクすると外はさっくり、中はしっとりとした食感。
層がしっかりありつつもエアリーで軽いです。
バターの香りがよく、チョコが溶けて絡み合い、噛めば噛むほど至福でした。

⑤食べ応えあるバケットサンド「芳醇大山ハムとチェダーチーズ」

最後は「芳醇大山ハムとチェダーチーズ」。
ずっしりと重たく、ボリューミーで食べ応えがありました。
バケットは弾力とヒキがあり、噛むと小麦の味わいが口いっぱいに広がります。
ハムの香りが良く、クセのないチェダーチーズとの相性抜群！

コーヒーの国際資格所持の高橋史郎氏が選定した贅沢なコーヒー豆を使ったドリンクを合わせて

パンに合わせるドリンクにもこだわりがあります。
日本にはまだ300人ほどしかいない、コーヒーの国際資格《Qgrader》蔵前コフィノワさんの高橋史郎氏が選定した贅沢なコーヒー豆を使い、バリスタの柳たかはる氏こと『ぎっさん』がコーヒーを提供します。
※Qgraderとはコーヒーの品質を評価できる世界でもまだ4000人しか取得してない資格です。(2023年現在)