いつも住みたい街ランキング上位にある武蔵小山。通称ムサコはじつはパン屋さんの激戦区だって知っていましたか。地元密着型の老舗パン屋さんからおしゃれなベーカリー、高級食パン店、人気チェーン店などさまざまなパン屋さんが揃っています。そんな武蔵小山に2021年8月にオープンしたばかりのLe Lieu Unique（ル・リュー・ユニーク)へ行ってきました。
武蔵小山駅から歩くこと約8分。
休日の11時頃着くと先客6組。並んでいるとどんどん列が長くなっていきます。
Le Lieu Unique(ル・リュー・ユニーク)は、2021年8月にNEW OPEN！
フランス人シェフローベルさんは23年以上の経験を持つパン職人。ロンドンのメゾン・ブランやパリのメゾン・カイザーをはじめ、2009年より来日し、湘南ビールを使ったパン屋MOKICHI Baker & Sweetsでパン職人を務める。2014年より2020年までル・コルドン・ブルー東京校のパン講師を務め、2021年に独立したそう。
店内に入ると明るくて清潔感があります。
スタッフがパンを取ってくれます。
自家製酵母を使った食パン、バゲット、クロワッサン、惣菜パンなど、常時20種類前後のパンたちが並びます。
休日のお昼前だったので、惣菜パンはほとんどなくなっていました。
チーズの王様とも呼ばれるエメンタールチーズの角切りをふんだんに使い、噛むごとにナッツのような香ばしい独特の香りを感じられる「パン・オ・フロマージュ」が大人気！
クロワッサンだけでも5種類ありました！
ラズベリーとピスタチオは色鮮やかで映えますね。
ピスタチオは新作商品。
私の前の6組全員が買っていましたよ。
クロワッサンの種類が多いですが、デニッシュも負けていません。
王道のパンオショコラやクイニーアマン、パン・オ・レザンが並んでいます。
迷った結果、クロワッサンとデニッシュを購入しました。
１つずつ紹介していきます。
まずは、看板商品のクロワッサン。100％バターを使用しています。
常温のまま食べると外はサクり、中はしっとりもっちりとしています。
密度がしっかりとしていて食べ応えがあります。
バターがたっぷりでほんのり甘みがありあっさりとしているので、パクパクと食べられます。
そのままはもちろん中にホイップクリームや惣菜系を挟んでボリュームアップしてもおいしそう。
リベイクすると、外はパリッと中はふんわりして風味と香ばしさが増したのでおすすめ。
つぎに人気商品の「ラズベリークロワッサン」。
半分にカットすると、ラズベリークリームがどんどん溢れてきました。まさかこんなにたっぷり入っているとは思っていなかったので、嬉しい誤算。
どうやって巻いてるのか気になるくらい包まれていました。
とろとろかつもったりとしていて。クロワッサン生地によう絡みます。
ラズベリーの本格的な甘酸っぱさがギュっと詰まっていて、スッキリとしています。
甘ったるさがなくて最後まで飽きずに食べられました。
私の目の前で一度なくなった「ピスタチオクロワッサン」。
心の中で「終わった…」と思ったら、奥から出てきてくれて安堵。
ピスタチオの名産地、イタリア・シチリア産のピスタチオペーストで作られた濃厚なピスタチオクリームがラズベリークロワッサンと同様にたっぷりと包まれていました。
ピスタチオの商品ってふんわり香るものが多かったりしますが、このピスタチオクロワッサンはかなり濃厚。
香ばしい香りとコクが口いっぱいに広がり、ピスタチオ好きはぜったに食べるべき。
ツヤ感がたまらず手に取った「パンオショコラ」。
ツヤッとしてるところは甘みがあります。
リベイクすると外はパリッと中はしっとりとした生地からフランス産のチョコレートがとろ～りと流れてきました。
やさしい甘みでデニッシュ生地に絡みつき、子どもから大人まで楽しめそう。
最後はいい意味で想像以上だった「クイニーアマン」。
リベイクするとキャラメリゼされたデニッシュ生地の外はカリカリを超えてガリガリッとした食感で、中はしっとりじゅわ～とバターの香りが広がります。
この異なった食感がクセになりました。
キャラメリゼがちょどいい甘さで香ばしく、ブラックコーヒーと合います。
大きいので、ボリュームがありますよ。
月と時間によってパンの焼き上がりが変わります。
お目当てのものがあるときはチェックしてから行くと確実です。
ぜひ足を運んでみてください。
About Shop
Le Lieu Unique（ル・リュー・ユニーク）
東京都目黒区目黒本町4-3-14 ミチノサキ1F
営業時間：10時〜17時 (売り切れ次第閉店）
定休日：火・水
右から左へ食べる？ 「pâtisserie de bon cœur」シェフおすすめチーズケーキの食べ方とは？？（東京:武蔵小山）
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