こんにちは。パン好きライターの坂本リエです。
今回ご紹介するのは、沖縄では珍しいハード系パン屋さん「LE.PRET.A.PORTER(プレタポルテ)」。2021年4月にオープンし、お客様が口を揃えて”ハードパンを待っていた”と言っていて、瞬く間に人気店になったんだとか。さっそく行ってみました。
沖縄都市モノレールゆいレールにのって牧志駅で下車。
国際通りを抜けて歩くこと約10分、真っ赤な外観のパン屋さんを発見。
現地に行くと分かりますが、近くには市場があって昔ながらの雰囲気がある中、ここだけフランスに来たかのような気分になります。
平日のお昼前に行くと待ちは2組でした。
店内に入ると目の前にショーケースがあり、宝石のようにきれいに並べられています。
本格ハードパンや食事パンをメインにスイーツパンと合わせて約40種類以上の商品が並ぶそうです。
この日はフルーツデニッシュやタルト、キッシュやベーグルなどがありました。
ショーケース奥では、パン作りが見れて楽しいです。
アメリカ留学をしたオーナーが、現地でベーグルを食べたことをきっかけにパン職人への道に進んだそうです。
地元の徳島でベーグルサンドの専門店を開業し、その後東京で、ビストロやカフェを併設するフレンチのブーランジェリーで修行した後、沖縄へ。
ホテルのベーカリーシェフとして9年間を経て独立し、「LE.PRET.A.PORTER」をオープンしたんだとか。
コンセプトは”毎日がパンダフルワールド!”。
こだわりは県産小麦の「かなさん」・北海道や九州の国産小麦メインに、徳島県産の阿波和三盆糖、奄美大島の素焚き糖など、基本となる材料は身体にやさしい無添加の素材を使うことだそうです。
デイリーブレッドには”筋肉パン”という文字があり、身体に気を使ったパンが食べられることが分かります。
日替わりで違うメニューが楽しめるのはうれしいですよね。
私が選んだパンを3つご紹介します。
1つめは焼き立てという言葉に惹かれた「キッシュ」。
受け取ったときに温かくてほっこりしました。
ほどよい塩味が火照った身体に染みわたります。
生地はバリバリっと食感が良く、噛めば噛むほど小麦のいい香りが広がります。
小ぶりなので、小腹が減ったときにちょうどいい!
2つめは「ベイビーデニッシュ」。
商品名にベイビーとつくほどミニサイズ。
なので、すべての種類を食べ比べ!なんてこともできます。
女性はこのサイズ感がうれしい方も多いのではないでしょうか。
今回はバナナにしました。
甘味がたっぷりでじゅわ~と広がり、しっとりとした生地と馴染む瞬間がたまりません。
最後は「あんことクリームチーズの黒糖フレンチトースト」。
この組み合わせは今までに見たことがなくて、テンションが上がりました。
バゲットで作られたやさしい甘みのフレンチトーストにあんことクリームチーズが挟まっています。
クリームチーズの酸味がキュッとしてアクセントになっていました。
ワンハンドで食べられて食べやすかったです。
朝7時からオープンしていてイートイン可能!
朝ごはんを食べてから国際通りを散策するのもよし。
okiパンという那覇市および近隣市町村限定のデリバリーサービスでは、ホテルにも届けてくれるそうです。
沖縄へ行ったらぜひ行かれてみてください。
About Shop
LE.PRET.A.PORTER(プレタポルテ)
沖縄県那覇市樋川2丁目2-5
営業時間7:00〜19:00
定休日:水曜
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