ufu(ウフ)スイーツがないと始まらない。
【Pâtisserie L'aube 花鏡庵】(石川県金沢市)なぜ金沢へ?ミシュラン1つ星フレンチ「レストランローブ」平瀬シェフが手がける、儚く美しいスイーツの世界

【Pâtisserie L’aube 花鏡庵】(石川県金沢市)なぜ金沢へ?ミシュラン1つ星フレンチ「レストランローブ」平瀬シェフが手がける、儚く美しいスイーツの世界

【Pâtisserie L'aube 花鏡庵】(石川県金沢市)なぜ金沢へ?ミシュラン1つ星フレンチ「レストランローブ」平瀬シェフが手がける、儚く美しいスイーツの世界

歴史と伝統、文化が色付く街、金沢。古き良き街並みや伝統工芸にインスピレーションを受け、様々なクリエイターが作品を生み出す街でもあります。

そんな金沢に、2022年4月にオープンした「Pâtisserie L’aube 花鏡庵」。ここで味わえるのは、東麻布のミシュラン1つ星の名店「レスランローブ」のシェフパティシエ・平瀬祥子さんが紡ぎ出すスイーツたち。

フランス仕込みの確かな技術と金沢の土地が化学反応を起こして生まれた、スイーツの世界を紹介します。

舞台は、古都金沢の中心地。町屋建築で頂く繊細で美しいスイーツたち

【Pâtisserie L'aube 花鏡庵】(石川県金沢市)なぜ金沢へ?ミシュラン1つ星フレンチ「レストランローブ」平瀬シェフが手がける、儚く美しいスイーツの世界

金沢観光の中心地、近江町市場から徒歩5分ほど。老舗の古民家が並ぶ通りにある「Pâtisserie L’aube 花鏡庵」。お店は築160年の老舗料亭「壽屋」の跡地であり、歴史を感じる凛とした佇まいが印象的です。

【Pâtisserie L'aube 花鏡庵】(石川県金沢市)なぜ金沢へ?ミシュラン1つ星フレンチ「レストランローブ」平瀬シェフが手がける、儚く美しいスイーツの世界

ワクワクしながら暖簾をくぐった先に広がるのは、どこか上品な町屋空間。濃紺がアクセントカラーとして使われています。金沢の伝統を残しながらモダンさも感じる、「伝統」と「新しさ」の融合というコンセプトが反映された空間に。

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「花鏡庵」は、テイクアウトのパティスリーとしても、できたてのデザートが頂けるカフェとしても利用可能。カフェコーナーは改装前の蔵がそのまま残してあり、町屋建築の趣深い雰囲気を味わえます。

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正面のショーケースに並ぶのは、花やフルーツが散りばめられた、美しく繊細なスイーツ。石川産の素材を使用したものや、金沢のモチーフを表現したものがあります。

パティスリーにいながら、まるでジュエリーや洋服を選んでいるかのような、心くすぐられる気分に。

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ショーケースの隣には、手土産にぴったりの焼き菓子も用意されています。サブレやフィナンシェ、フロランタンなど種類は様々。

「初心忘るべからず」。平瀬シェフが金沢にパティスリーを開いた理由とは?

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フランスのパリで修行を重ね、現在は東麻布のミシュラン1つ星の名店「レスランローブ」のシェフパティシエである平瀬シェフ。

フランス発祥のレストランガイド「ゴ・エ・ミヨ」では、2020年のベストパティシエ賞に選ばれるなど、華々しい経歴の持ち主です。そんな平瀬シェフは熊本県出身。なぜ金沢に出店を決めたのか、理由をお伺いしました。

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「以前からデザートの監修で、定期的に金沢を訪れる機会があったんです。何度も足を運ぶにつれて、独特の趣がある金沢の街に魅了されてしまって。ちょうどこのお店の物件があったこと、そして働きたいと言ってくれるスタッフが集まったことも重なって、出店を決めたんです。」

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店名の「花鏡庵」は、能の大成者・世阿弥が記した芸論書のタイトル『花鏡』から来ているのだそう。『花鏡』で最も有名な言葉は「初心忘るべからず」。

金沢の古き良き文化や伝統からインスピレーションを受け、パリで培った技術を駆使して新しいスイーツをつくる「花鏡庵」の、“伝統を受け継ぎ、更新する”世界観を表現しています。

出来立て、焼きたての1番フレッシュな状態で頂ける。贅沢すぎるデザートメニュー

「レストランローブ」とも通ずる店名の「L’aube」は、フランス語で始まりや夜明け、誕生を表す言葉。「その瞬間にしか存在しない美味しさを創りつづける」というコンセプトが受け継がれ、「花鏡庵」のカフェでは出来立て、作り立てのスイーツにこだわっています。

カフェでは、ショーケースに並ぶスイーツがイートインできるだけでなく、デザートメニューの注文も可能。今回は、季節のデザートを2皿ご紹介します。(※2022年11月下旬時点。季節によって変更あり)

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1品目は「りんごソテーと冷たいアイス」。注文を受けた後、店内には林檎をソテーするジュワジュワとした音が聞こえ、食べる前から高まる高揚感。バターの芳醇な香りも広がります。

【Pâtisserie L'aube 花鏡庵】(石川県金沢市)なぜ金沢へ?ミシュラン1つ星フレンチ「レストランローブ」平瀬シェフが手がける、儚く美しいスイーツの世界

アイスクリームとサクサクのパイの上に、蜜たっぷりの林檎のソテー。旬の林檎の美味しさを味わってもらうため、ソテーはバターとラムでシンプルに仕上げています。ごろごろの林檎は、一口噛めばとろとろジューシーで、天にも昇りそうな美味しさ。

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また、添えられるアイスをつけて、味を変えながら頂くことができます。温かいパイと林檎に、ひんやりしたアイスの組み合わせはたまらない美味しさ。今回は紅茶のアイスでしたが、フレーバーはその日によって変わるそう。

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2品目は「モンブラン」。ビターショコラとカスタードクリームを重ねて層にした上に、サブレブルトン、栗の渋皮煮、アイスクリームを載せ、マロンクリームで閉じ込めた一品。

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モンブランクリームは、一口食べれば栗の香りが口内に広がる濃厚さ。スプーンを入れるとぱきっと割れるショコラは食感も楽しく、重厚感のあるカスタードとのマリアージュも最高です。

トップパティシエの経験と技術が、金沢の街と出会い創造されたスイーツ。ぜひ「出来立て」で味わって

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いかがでしたでしょうか。日本が誇るトップパティシエのひとり・平瀬シェフが紡ぐ、金沢でしか味わえないスイーツたち。

金沢を旅行する際は、ぜひ訪れてみて下さい。スイーツを通して、新たな街の魅力に気づくかもしれません。

Photo&Writing/Nanako Maeda

About Shop
pâtisserie L’aube 花鏡庵
石川県金沢市尾張町2丁目4−13
営業時間:11時〜13時、14時〜18時(CAFE)
定休日:火曜、水曜