ufu(ウフ)スイーツがないと始まらない。
あの名店出身のシェフが作る“究極のクレープ”「Equally」(六本木)。まるでケーキのようなモンブランクレープ

あの名店出身のシェフが作る“究極のクレープ”「Equally」(六本木)。まるでケーキのようなモンブランクレープ

10月26日(火)、六本木にまた新たな名店がOPEN。その名は「Equally」(イクアリー)。昨今、さまざまなスイーツ店が続々と開業される中でこの六本木の地に「クレープ」という、今までありそうでなかったコンセプトで誕生したこのお店を早速リポート。店主で、シェフの友納さんにも色々とお話を伺うことができました。

六本木駅から徒歩で4分程度。バーを間借りし“六本木気分”でいただく極上のクレープ屋さん

あの名店出身のシェフが作る“究極のクレープ”「Equally」(六本木)。まるでケーキのようなモンブランクレープ

都営大江戸線「六本木駅」から徒歩4分程度。出口は東京ミッドタウン側から上がるとすぐです。

お店はビルの2階となっていて、外に看板が出ているのでこちらを目印にするとわかりやすいです。営業時間は10:00~16:00。夜はバーになるそうで、バーが使わない日中の間を、間借りさせてもらっているそう。

あの名店出身のシェフが作る“究極のクレープ”「Equally」(六本木)。まるでケーキのようなモンブランクレープ

2階へ上がり、「これぞ六本木っぽいなぁ」と思わせてくれる、やや狭い扉の向こうにはバーのカウンターが。そして、バーであるはずのカウンターにはクレープを作るための材料がズラリと並び、クレープ屋さんとしてはかなり珍しい雰囲気に包まれています。

あの名店出身のシェフが作る“究極のクレープ”「Equally」(六本木)。まるでケーキのようなモンブランクレープ

ちょっとロックでレトロなこういう雰囲気もとってもいい。後ほど写真をのせますが、この空間で撮影するクレープもまたおしゃれで、近くに近代美術館を含めアートな街ともなっているので、よりマッチしているように感じます。

あの有名店出身、クレープを焼き続けてきた友納さんが作り出す極上のクレープ

あの名店出身のシェフが作る“究極のクレープ”「Equally」(六本木)。まるでケーキのようなモンブランクレープ

店主の友納さんは、あの洋菓子専門店「ル パティシエ タカギ」出身。タカギでの経験等含めお菓子作りを専門にやってきたそのクレープは、今まで食べてきたクレープの常識を覆すほど。なぜ六本木にされたのか、どうしてクレープにされたのか、OPENまでの裏話含めて取材させていただきました。

あの名店出身のシェフが作る“究極のクレープ”「Equally」(六本木)。まるでケーキのようなモンブランクレープ

Q.なぜ初めてのお店を六本木にされたのでしょうか?

友納さん「今回は、実店舗ではなく間借りしています。家賃コストをおさえるということも考えて。そして六本木にはこういう食べ歩きできるがなかったので、六本木にいる人に“特別なクレープ”を食べて欲しいと思いこの場所を選びました。六本木は美食の街でもあって、感度が高い人が多いと思い。」

あの名店出身のシェフが作る“究極のクレープ”「Equally」(六本木)。まるでケーキのようなモンブランクレープ

Q.クレープにされたのには、理由があるのでしょうか?

友納さん「独立を考えた時に、最初は焼き菓子屋さんを始めようと思っていたんですが、“焼き菓子”って専門店がすごく多かったので一度考え直しました。そこで思いついたのが、クレープ。若い方々や学生の方が好んで食べるスイーツだと思いますが、デートとかで軽く食べる、そういったクレープではなくスイーツ好きの方やグルメが好きな方が楽しめて、日々楽しめるクレープを焼きたいと思ったのが大きな理由です。

まるでケーキのような、構成がしっかりと考えられたモンブランクレープ

あの名店出身のシェフが作る“究極のクレープ”「Equally」(六本木)。まるでケーキのようなモンブランクレープ

「Equally」のクレープは、「Special」と「hot」の2種類。「special」は季節のメニューが並び、まるでケーキのように豪華な構成が特徴となっています。

あの名店出身のシェフが作る“究極のクレープ”「Equally」(六本木)。まるでケーキのようなモンブランクレープ

メニューはこちら。今回は「クレープ・モンブラン」1458円を選びました。クレームシャンティ、マロンクリーム、アールグレイブランマンジュ、アプリコットシナモンソース、シュトロイゼル、マロングラッセという構成。もはやケーキの複雑な層のよう。

あの名店出身のシェフが作る“究極のクレープ”「Equally」(六本木)。まるでケーキのようなモンブランクレープ

出来立てアッツアツのクレープにマロンクリームを絞る様子は、まるで洋菓子専門店。「材料をすべてこだわるのは難しいけど、間借りなことと、僕一人なので材料をこだわることはできるんです。だからこそ、一つ一つを丁寧に、最高のクレープを作りたいと思っています」と友納さん。

あの名店出身のシェフが作る“究極のクレープ”「Equally」(六本木)。まるでケーキのようなモンブランクレープ

マロングラッセの食感に、パリパリで中はもっちりの生地の食感が合わさります。中で広がるアプリコットのソースがアクセントになり、絶品。このモンブランクレープについて友納さんに伺うと「モンブランは酸味を合わせるのがが王道で、フランスではカシスですよね。そこをカシスではなく、アプリコットのフルーティーな酸味を採用しました。そしてモンブランは和栗ではなく全部洋栗で。あくまで主役はモンブラン、栗をひきたたせるパーツを選んで構成しました。」

シンプルなソースとエシレバターをふんだんに使ったクレープも絶品

あの名店出身のシェフが作る“究極のクレープ”「Equally」(六本木)。まるでケーキのようなモンブランクレープ

メニューの「hot」にあるクレープはよりシンプル。エシレバターをふんだんに使っていて、バターの香りがたまりません。今回その中で選んだのが「塩キャラメル」。自家製で、作ったというカラメルソースとジャリジャリっとするほどの粗塩がたまらなく美味しい。

あの名店出身のシェフが作る“究極のクレープ”「Equally」(六本木)。まるでケーキのようなモンブランクレープ

クリーム系が苦手な方は、軽く食べられてしまうこちらを。後ろにあるマリリンモンローと一緒に写真を撮るのも、新しい映え方の一つかもしれません。

About Shop
Crêperie EQUALLY
東京都港区六本木7−4
営業時間:10:00~16:00
定休日:火曜日

クリーム太郎

クリーム太朗

ウフ。編集長

メンバーの記事一覧

編集責任者。ショートケーキ研究家として、日本全国のケーキを食べ比べる。自身でも、ケーキやチョコレートの製造・販売を目指すべく、知識だけではなく実技も鍛錬中

Photo&Writing/Cream Taro