古着屋や雑貨店、カフェなど個性的なショップが立ち並ぶ大阪・中崎町。この路地裏にひっそり佇む「Wolf COFFEE PATISSERIE」というお店があります。月の満ち欠けをテーマにしたこのカフェは、女性店主・片岡さんのこだわりが詰まった隠れ家的存在。カフェ巡りが好きな方や、ちょっと特別なスイーツタイムを楽しみたい方にはぜひ訪れていただきたいお店なので、紹介します!
「Wolf COFFEE PATISSERIE」は、大阪市北区・中崎町の細い路地の中にあります。中崎町といえば、古民家を改装したおしゃれなカフェや雑貨屋が点在するエリアとして有名。自分だけのお気に入りカフェを見つけるのが、中崎町巡りの醍醐味なんです。
路地裏に隠れた立地と聞くと少し行きづらい印象を受けるかもしれませんが、むしろそれが「発見した喜び」を増してくれるポイント。中崎町散策のついでにぜひ訪れてみてください。
このカフェもそんな中崎町の雰囲気にぴったりで、どこか懐かしさとモダンさが同居した居心地の良い空間です。
お店のコンセプトは「月の満ち欠け」。店主の片岡さんの誕生日が新月だったことからこのテーマを思いついたそうです。このテーマにちなんで、満月の日には毎月限定の特別なパフェを提供しています。
反対に、新月の日は「新しいことを始める日」として、片岡さんが挑戦してみたいことや新しいアイデアを発揮するスイーツを考案しているのだとか。デザートプレートやコラボイベントなど、見ているだけでワクワクするメニューが盛りだくさん!Instagramをチェックして、気になったら予約してみてくださいね。
店主の片岡さんは、大阪の人気カフェの店長や商品開発を担当してきた経験を持つ確かな実力派。「Wolf COFFEE PATISSERIE」のメニューは、片岡さんがこれまでの経験を活かして作り上げたオリジナリティのあるものばかりです。素材選びや盛り付けにも妥協は一切ありません。もちろん、すべて一からの手作り。
満月パフェは満月の日限定ですが、通常メニューも絶品だったので紹介します。
フルーツタルトは常時3種類をスタンバイ。取材日はいちご、洋梨、金柑がありましたので、金柑をチョイス!ザクザク食感が楽しい自家製タルトレットに優しい甘さのクリーム、そして新鮮な金柑をスライスしてデコレーション。驚くべきは、この金柑が生で使われていること!甘露煮やコンポートが一般的な中で、フレッシュなままの金柑を味わえるのは貴重です。見た目も味も文句なしで、華やかさ満点の一品です。
通常プレートで提供されることが多いイートンメスですが、ここではパフェのようなグラス型。グラスの内側に貼り付けられたスライスいちごが視覚的に楽しく、メレンゲやクリームとの相性も抜群。甘さ控えめのメレンゲは軽い食感で、食べ飽きることなく最後まで楽しめます。
テイクアウトでも人気のキャロットケーキは、金時人参を使用した特別な一品。ほんのりスパイスの香りが広がるケーキに、アーモンドやパンプキンシードが食感をプラス。カフェタイムにもぴったりです。
スイーツだけでなく、コーヒーへのこだわりも忘れてはいけません。店内に設置された「SANREMO(サンレモ)」社製のエスプレッソマシンは、ミルクフォームに水分を含ませすぎない独自のスチームが特徴。カフェラテを注文すれば、その濃厚なエスプレッソの味わいを存分に楽しめます。
テイクアウトも対応しているので、散策の途中で一杯を持ち歩くのもおすすめですよ。
「Wolf COFFEE PATISSERIE」は、店主・片岡さんの情熱とセンスが光る素敵なカフェです。一人でゆっくりスイーツと向き合うも良し、大切な人との時間を楽しむも良し。ぜひ「月の満ち欠け」を感じながら、唯一無二のカフェタイムを楽しんでみてください。きっと、新しいお気に入りスポットになること間違いなしです。
About Shop
Wolf COFFEE PATISSERIE
大阪府大阪市北区浪花町8-5 Re.Terrace+ 浪花町 1F
営業時間:10:00 – 19:00
定休日:水曜日
Instagram:@wolfcoffeepatisserie
あかざしょうこ
ウフ。編集スタッフ
関西方面のスイーツ担当。1984年生まれ、大阪育ちのコピーライター。二児の母。焼き菓子全般が好き。特に粉糖を使ったお菓子が好きです。
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