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今最も話題の、パン界が震撼した「アマムダコタン」が東京・表参道に誕生。神話の世界を醸し出す、美しいパンの楽園の秘密とは

今最も話題の、パン界が震撼した「アマムダコタン」が東京・表参道に誕生。神話の世界を醸し出す、美しいパンの楽園の秘密とは

今最も話題の、パン界が震撼した「アマムダコタン」が東京・表参道に誕生。神話の世界を醸し出す、美しいパンの楽園の秘密とは

福岡・博多に本店を構える人気ベーカリー「AMAM DACOTAN(アマムダコタン)」。今年の夏に公式Instagramに、東京進出のアナウンスが流れるとすぐにパン好きたちの間で、お祝いと興奮の声がたくさんあがった話題の進展。2021年10月1日に東京・表参道についにOPENし、オープン初日は数時間に及ぶ待ち時間も、全パン好きが大集結。カルチャーとファッションだけではなく、食のトレンドの最前線をゆく、表参道の地に「パン」の分野で大きな革命を起こした、アマムダコタンの魅力と、そのお店の名前に隠された秘密、そして店主の想いを今回は取材してきました。

「東京で食べたい」の声と、従業員のさらなる活躍を願う店主の心意気と挑戦

今最も話題の、パン界が震撼した「アマムダコタン」が東京・表参道に誕生。神話の世界を醸し出す、美しいパンの楽園の秘密とは

 東京メトロ「表参道」駅、お店に一番近いB2出口の階段を上がって約1分程度。この青山の地で、福岡本店で人気を博した「アマムダコタン」の圧倒的な世界観が広がっています。今回の取材ではパンはもちろんのこと、内装の世界観を含め、お店のパンはもちろん内観を手掛けたオーナーシェフの平子良太さんに話を伺うことができました。

Q.東京への進出の理由、そしてこの青山という地を選ばれた理由をぜひ教えてください。

平子さん「以前から、有難いことに“東京でも食べたい”という声をお客様から多くいただいていました。また福岡の店舗で、スタッフも増えてきて役職をつけて活躍の場を与えたいなと思ったときに、東京に店舗を作ることで、その実現ができると思ったことも理由の一つです。

青山にした理由は、パン屋だけれど、内装だったりその世界観はこだわっているので、ファッション、食、カルチャーあらゆる面において感度が高い人が足を運ぶ場所なので、そこにすごく魅力を感じて出店を決めました。物件は僕が足を運んで選びました。」

まるで神話の世界。約120種類パンが並ぶ“パンのテーマパーク”で特別な体験を

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「内装へのこだわり」と平子さんがおっしゃる通り、この「アマムダコタン」が感じさせる雰囲気、一歩お店へ入った瞬間のワクワク感は、パン屋の域を超えて新しい体験をさせてくれます。植物と一体感した店内、そして何よりもズラリと並ぶパンの数々には、“パンを取る”前に“パンを撮る”人も多いです。

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ディスプレイの仕方もユニークで、吊り下げられていたり、お皿に飾られていたり……。

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マリトッツォブームの火付け役とも呼ばれる、その名の通りズラっと並ぶマリトッツォはショーケースへ。

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棚にまるで、本のように飾られていたり、パンを取るだけでも、眺めているだけでも楽しい、そんなワクワク感は、まるでテーマパークへ足を踏み入れたよう。

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注目するべきはその種類の多さ。本店で販売する商品を中心に構成し、「バーニャカウダーバゲット」をはじめとする表参道店オリジナル商品は約20種類前後を加えて、約120種類のパンがズラリと並ぶ様子は圧巻。季節ごとに次々に変わる新作、そして活気あふれる厨房では次々にパンが焼かれていき、出来立てに出会える楽しさも。

人気のダコタンバーガーを始め、イタリアンレストラン出身のシェフが手掛けるお惣菜系のパンに注目

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オーナーシェフの平子さんは、イタリアンレストラン出身でその時経験が活かされた、まるでメインディッシュのようなパンは、どれも他では見ることのできない、色鮮やかで早くかぶりつきたくなるようなものばかり。

「もともとはパンが好きだったけれど、お店に行っても食べたいパンがあまりなかったので、自分が作りたいパン、ワクワクするパンを作ろうと思い始めました」と平子さん。写真のダコタンバーガーは、平子さんの創造豊かな、オリジナルのパンで、このお店の名物となっています。

今最も話題の、パン界が震撼した「アマムダコタン」が東京・表参道に誕生。神話の世界を醸し出す、美しいパンの楽園の秘密とは
今最も話題の、パン界が震撼した「アマムダコタン」が東京・表参道に誕生。神話の世界を醸し出す、美しいパンの楽園の秘密とは

紹介しきれないほどのパンは、先に公開したパンの紹介を記事をぜひ読んでみて欲しいほど。イチジクのパンは、シュガートーストにブルーチーズを合わせた、ワインと一緒にいただきたくなる逸品。まるでレストランで食べるようなラインナップは、多くの人の心をすでにわしづかみにしています。

発音がユニークな店名「アマムダコタン」の意味とは?

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発音がユニークな「アマムダコタン」。その店の名前の由来とコンセプトを平子さんに伺いました。

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平子さん「店名の意味はアイヌ語で、“小麦”を意味する“アマム”と集落を意味する“コタン”で組み合わせていて、造語なんです。なぜそういうネーミングにしたかというと、最初は何かお店の名前に深い意味を求めて色々考えていくうちに、途中で“なんだかわからないものでもいいんじゃないか”と思い始めてきて。

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それで、なんだか聞いてかわいいような、そういう響きでいいと思うようになりました。そこで出会ったのがアイヌ語で、文字は希望っぽくてすごくいいなと思いました。アイヌ語の持つ、独特で異空間っぽい雰囲気がすごく良かったので。」

カフェとして利用もできるほか、店内のイートインスペースはパン好きにはたまらない、劇場のような席

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「アマムダコタン表参道」には、イートインスペースがあります。お店の外のテラス席には、購入したパンを食べられるほか、ドリンクもオーダーできるので出来立てをいただける楽しみが。オーダーして食べられるフレンチトーストも人気なんだとか。また店内には、カウンター5席が並びます。奥の隠し部屋のような、ひっそりとしたお部屋は半個室で1席。

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カウンター席では、目の前でスタッフさんが手際よく作っていく様子が見られるところが大きな特徴。まるで劇場のような設計は、パン屋だけではなくカフェでもなかなかない、ワクワクの光景が広がります。

今最も話題の、パン界が震撼した「アマムダコタン」が東京・表参道に誕生。神話の世界を醸し出す、美しいパンの楽園の秘密とは

パンが続々と焼きあがり、棚に並んでいく様子はワクワクしかありません。その日、その時に出会えるパンとの出会いを楽しみにしてもよし、この圧倒的な空間を愉しむのもよし。

そして、何よりもスタッフさんの親切さ、笑顔、元気な様子にも癒され、何か元気をもらえる、そんなお店だと取材を通じて感じました。素敵なパン、内観もですが、ぜひスタッフさんたちのふるまいにも注目してみたいお店です。

About Shop
アマムダコタン 表参道
東京都港区北青山3-7-6
営業時間:11:00~19:00(完売次第終了)
定休日:不定休

クリーム太郎

クリーム太朗

ウフ。編集長

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編集責任者。ショートケーキ研究家として、日本全国のケーキを食べ比べる。自身でも、ケーキやチョコレートの製造・販売を目指すべく、知識だけではなく実技も鍛錬中

Photo&Writing/Cream Taro(編集長・坂井勇太朗)