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2023年 大注目のお菓子「ガレット・デ・ロワ」って? 「Galet Galet」(ガレ ガレ)業界初のガレットデロワ専門店が新宿伊勢丹でデビュー

2023年 大注目のお菓子「ガレット・デ・ロワ」って? 「Galet Galet」(ガレ ガレ)業界初のガレットデロワ専門店が新宿伊勢丹でデビュー

「ガレット・デ・ロワ」というお菓子をご存じでしょうか? シュトーレンに続き、このお菓子界で大旋風を巻き起こしている焼き菓子です。

フランスの郷土菓子で、もともとはキリスト教の祭日、エピファニーにちなんだもの。現在では新年を祝う菓子となり、切り分けた中にフェーヴが入っていた人は、王冠をかぶり、その1年を幸せに過ごせる、というユニークな設計。日本では、誤飲の恐れがあることから、基本的には中には入れず、箱に添えられていることがほとんど。

そんな人気の「ガレット・デ・ロワ」の中でも、業界初となる専門店が、なんと伊勢丹新宿店でデビュー。実店舗を持たない幻の店が、どんなブランドなのか紹介していきます。

コンテストファイナリストが作る、サックサクの生地とたまらないアーモンド、バターがほとばしる美味しさに絶句

2023年 大注目のお菓子「ガレット・デ・ロワ」って? 「Galet Galet」(ガレ ガレ)業界初のガレットデロワ専門店が新宿伊勢丹でデビュー

「ガレット・デ・ロワ」は、アーモンドパウダーをたっぷり使ったクレーム・ダマンドを絞り出し、その上にパート・フィユテ(パイ生地)を乗せ、リーフや渦状の模様をつけて焼き上げたお菓子です。サクサクの食感と、中のクレーム・ダマンドがしっとりとしていて、いくつでも食べられてしまう軽さ。

2023年 大注目のお菓子「ガレット・デ・ロワ」って? 「Galet Galet」(ガレ ガレ)業界初のガレットデロワ専門店が新宿伊勢丹でデビュー

シェフは、大澤智弥。焼き菓子専門店であるビゴから始まり、名店を渡り歩き、ついに「Galet Galet」を立ち上げます。また「ガレット・デ・ロワ」の2022年大会のファイナリスト。

2023年 大注目のお菓子「ガレット・デ・ロワ」って? 「Galet Galet」(ガレ ガレ)業界初のガレットデロワ専門店が新宿伊勢丹でデビュー

そのコンクールに出品した作品をブラッシュアップ。フランス産小麦「トラディション」、フランス産イズニー発酵バターを使用しパイ生地のクラスト感とイズニーバターのミルキーな味わいが特徴。ラム酒をしっかりと効かせたせきび糖のコク、バニラがほんのり香るクレームダマンドとなっています。

専門店だからこそ、おひとり様でも楽しめる嬉しい「ガレット・デ・ロワ」カット売りで3種類の食べ比べができる

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 「食べきれない」と思う人向けに、珍しいカット販売も。またフレーバーは「ナチュール(プレーン)」の他、ピスタチオとマロンがラインナップ。ピスタチオはアーモンドをブレンドせず、ピスタチオを100%使用。自家製ピスタチオペースト、ピスタチオパウダー。ところどころ感じる塩がピスタチオの味わいを引き締めています。

マロンは、フランス産マロンペーストを練り込んだクレームダマンドマロンに、渋皮栗をふんだんに使用。ゴロゴロっと入った栗がたまりません。

今回限り! 伊勢丹新宿店限定で人気陶芸家「廣田哲哉」氏オリジナルフェーヴ付きが登場

2023年 大注目のお菓子「ガレット・デ・ロワ」って? 「Galet Galet」(ガレ ガレ)業界初のガレットデロワ専門店が新宿伊勢丹でデビュー

1日14台限定の「スペシャル」使用のガレットデロワは、人気陶芸家の廣田哲哉氏オリジナルフェーヴが。廣田氏による、今回限りの2023年の干支である「兎」をモチーフにした手作りフェーヴを用意。色や顔立ち、形すべてが手作りなため、1個1個異なる表情に。

廣田氏は、奈良県出身横浜育ち。架空の生き物は手作業により生まれ、かわいさあふれる廣田ワールドに、虜になるファンも多いです。日常使いとしても使い勝手のいい器を日々作り続けている、次世代の陶芸家です。

シンプルながらたまらない「ガレットブルトンヌ缶」は手土産、新年のご挨拶にも

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その他にも「ガレットブルトンヌ缶」にも注目。何個も食べられるガレットブルトンヌを意識。

2023年 大注目のお菓子「ガレット・デ・ロワ」って? 「Galet Galet」(ガレ ガレ)業界初のガレットデロワ専門店が新宿伊勢丹でデビュー

本来セルクルやアルミトレイで焼くところを、シリコン型で焼くことでラム酒の香りとバターの香り、しっとり感をキープしているんだとか。

「小石」を意味するガレット・デ・ロワの語源の「galet」(ガレ)

2023年 大注目のお菓子「ガレット・デ・ロワ」って? 「Galet Galet」(ガレ ガレ)業界初のガレットデロワ専門店が新宿伊勢丹でデビュー

ブランドの語源は、シェフのスペシャリテとなる「ガレット・デ・ロワ [galette des rois]」。もともとガレットデロワのgaletteの名称は、フランス語で「小石」の意味を持つ「galet」(ガレ)に由来するそう。

この語源の持つ「小石」が積み重ねてきた文化と伝統を重んじるような、リスペクトを持ってこのブランド名をつけたんだとか。

下記はシェフから。

「自分にとってお菓子への想いは、こだわりすぎないこと。美味しい材料を使わなきゃいけないとか、このメーカーのものじゃなきゃいけないとか。焼菓子は特に、シンプルであるべきだと思っています。自分の知らないフランス菓子はまだまだ沢山あって、紐解いていくと奥が深い。見た目は地味だけど本当は美味しいお菓子を作っていきたい。」

【催事情報】
⚫場所:伊勢丹新宿店
⚫期間:1月4日から1月10日までの1週間
⚫地下1F