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2026年のバレンタインは“丸かじりチョコ”が主役に!?「メリーチョコレート」新商品発表会レポート

1950年に創業した老舗チョコレートブランド「メリーチョコレート」。そんなメリーチョコレートが送り出す2026年のバレンタインは、チョコレート好きの夢が詰まった新商品をはじめ、メリーチョコレートのトップショコラティエが生み出した限定フレーバーのトリュフなど、目移りしてしまうほど豪華なラインナップ。

今回はメディア向けに行われた新商品発表会の内容とともに、最新バレンタイン情報をお届けします! チョコレート好き必見です♡

「自分の好きなもので口の中を埋め尽くしたい!」そんな想いから生まれた夢のチョコレート

新商品「Tabfill(タブフィル)」
新商品「Tabfill(タブフィル)」
商品企画部 小野塚綾香さん
商品企画部 小野塚綾香さん

今回注目したのは、タブレットチョコレートをまるで“丸かじり”するかのように食べられる、斬新なクレープ型の「Tabfill(タブフィル)」。2026年のバレンタイン商品として登場します。

そんな新商品「Tabfill」を企画・開発したのは、商品企画部の小野塚綾香さん。「自分の好きなもので口の中を満たしたい。クレープのように丸かじりができるチョコレートがあればいいのに…!」そんな想いから、【手の届く贅沢】を楽しめるタブレットチョコレートを企画されたそうです。

「Tabfill」の由来は、【タブレットチョコレート】+【fill(満たす)】を組み合わせた造語。”チョコレートで口の中を満たしたい!”という、小野塚さんの企画に対する強い想いを感じるネーミングです。

丸かじりしたくなる逆三角形の形状・美味しそうと感じられるフレーバーの組み合わせ・気持ちが高まる華やかで可愛らしいパッケージ。これらが1,000円台で楽しめるのが、最大のポイントとのこと。

そして「Tabfillのタブレットサイズにもこだわりがある」と小野塚さんは話します。

「上部の最も長い部分は『かじって食べていただきたい』という狙いから、斜めにかじったときに口から少しはみ出る程度の長さに設計しました。大きな口でかじっても一度では食べきれないサイズ感にすることで、“かじっている”という実感をより強く味わっていただきたかったためです。
またチョコの厚みについても、11.5mmという一見中途半端な数値に設定しています。これは、かじったときに薄さを感じず、しっかりと食べ応えがある厚みを目指しました。一方で、厚すぎると「これ、かめるのかな?」とストレスを感じる可能性もあるため、1mm単位で検証を重ねた結果、11.5mmがベストという結果にたどり着きました。」

各フレーバーのイメージを再現した、目を引くパッケージの数々

新商品「Tabfill(タブフィル)」
商品デザイン担当 安村真澄さん
商品デザイン担当 安村真澄さん

Tabfillのパッケージは、商品デザイン担当の安村真澄さんが考案。小野塚さんが考案したコンセプトをしっかりと落とし込みつつ、店頭で人目を引くようなデザインを意識されたそうです。

Tabfillのパッケージ

「Tabfillは6種あるので、見た目が分かりやすいものにしました。味に合った色、それぞれの食感である『なめらかさ』と『ザクザク感』が伝わるデザインに仕上げました。丸かじりして食べるという新感覚の商品なので、その背景を助長させるため、開けたときに味に関連するような少し不思議なイメージに。スイートチョコレートやピスタチオの木の実などを、そこから反対側に目を移すと商品説明があり、その流れでチョコレートを食べていただく。そんなイメージで楽しんでいただきたいです。」と、手に取ってほしいという想いから、デザインに細かな部分までのこだわりを感じました。

2つの食感からなるTabfillのフレーバーは全6種類

新商品(Tabfill「タブフィル」)

今回は、発表会の中で試食させていただいた4つのフレーバーをご紹介します。

【ソースとガナッシュの2層を包み込んだとろり食感】

■ストロベリーミルクティー

茶葉を練り込んだ華やかな香りのミルクティーガナッシュと、甘酸っぱいストロベリーソースとのマリアージュを堪能できます。ミルク感の強いガナッシュと、酸味が強調されたとろり食感のソースの相性は抜群。どのフレーバーにしようか悩んだときにはぜひ選んでいただきたい一品です。

■オレンジビターガナッシュ

酸味とオレンジピールのような、ほろ苦さを感じるオレンジソースに、ブルボンバニラ香料が入ったビターガナッシュを合わせ、カカオの香りが引き立つ味わいに。風味付けに少しお酒を入れているとのことで、大人な味を楽しめます。

【ナッツやドライフルーツを混ぜ込んだサクサク食感】

■バナナヘーゼル

「大人のチョコバナナクレープ」をイメージしているそうで、バナナが上品に香るタブレット。中に入っているバナナフレークがバナナの風味をプラスしてくれる上に、サクサク食感がアクセントになっている一品です。

■ダブルピスタチオ

ローストされたピスタチオペーストに砕いたピスタチオが合わさっており、口の中いっぱいにピスタチオが広がります。ピスタチオを存分に楽しむことができるので、ピスタチオ好きはぜひ食べていただきたいタブレットです!

メリーチョコレートのトップショコラティエから聞く「最新バレンタイン」事情

研究開発部 大石茂之さん
研究開発部 大石茂之さん

本イベントに登壇された、メリーチョコレートのトップショコラティエ 大石茂之さんより、2026年バレンタイントレンドをお話いただきました。

「今話題になっている『ドバイチョコレート』は引き続き人気が高いのではないかと感じます。また、『サクサク』などの食感が楽しめるもの、さらに『和素材』を使ったチョコレートにも注目です。様々なショコラティエが地方の新しい食材発掘して、商品に取り入れているほど。」とのこと。

実際にメリーチョコレートでも、抹茶チョコレートやガナッシュを販売。毎年人気の「奏-KANADE-」も、お茶を主体としたチョコレートで大石さん自慢のブランド。

和素材に関しては、海外でも注目されているのだとか。以前は抹茶に対する認知がなく、海外では【緑=ピスタチオ】というイメージが強かったようですが、2006年頃から抹茶が浸透したことで、アジア圏を含めて大ブームに。国内外で抹茶がトレンドになるのではないか、と予測していました。

メリーチョコレートのトップショコラティエが魅せる、ボンボンショコラ実演

イベントでは大石さんによる、メリーチョコレート人気ブランド「奏-KANADE-」の実演も。トレンド予測のお話にも上がっていた、抹茶を使ったチョコレートが登場しました。

デモンストレーション
デモンストレーション
デモンストレーション

メリーチョコレートの2026年バレンタイン商品は、ここで紹介しきれないほど多くのラインナップが登場します。ぜひトレンド予測にも上がっていたキーワードにも注目しながら、2026年のバレンタインを楽しんでみてください♡

About Shop
メリーチョコレート
■バレンタイン商品販売期間
2025年12月23日(火)よりメリーチョコレート公式オンラインショップにて予約開始(1月中旬より順次発送予定)
※2026年12月23日(火)10時よりバレンタイン特設ページ公開予定
2026年1月中旬より全国百貨店の対象店舗にて販売予定
公式Instagram:@marychocolate.jp

もかさん

もか

ウフ。編集スタッフ

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製菓学校卒業後、美味しいお店と商品を広めたいと思い、洋菓子販売と飲食店専門の広告代理店を経てウフ。編集部へ。チョコレート、ピスタチオスイーツが好き。