
東京・神楽坂に店舗を構える、和紅茶専門店「KAGUWA(カグワ)」。日本各地から厳選した香り豊かな和紅茶と、京都の和菓子店から月替わりで届く季節の和菓子を楽しめる一軒だ。和紅茶は産地や品種によって香りや味わいが異なり、和菓子も季節ごとにさまざまな表情を見せる。今回は、季節の和菓子1つと24種類の和紅茶から選んだ3種類を楽しめる「和紅茶3種 飲み比べセット」を実際に味わった。和菓子と和紅茶、それぞれの魅力とこだわりに迫る。


2025年10月、神楽坂にオープンした和紅茶専門店。店内に足を踏み入れると、日本各地から厳選した個性豊かな和紅茶がずらりと並ぶ。代表の楢原亮さんが神楽坂を選んだのは、もともと馴染みのある好きな街だったことに加え、和と洋の文化が共存しているから。

「神社やお寺など日本らしい風景が残る一方で、フランス文化も根づいている。日本の茶葉から作る紅茶を楽しんでもらう場所として、ぴったりだと思いました」と話す。


そんな街の魅力は、店内の空間づくりにも反映されている。内装や茶器にも和と洋の要素を取り入れ、和紅茶をゆっくりと楽しめる空間に。そして和紅茶と一緒に楽しめるのが和菓子。自家製の甘味に加え、京都から届く季節の和菓子も用意されている。

幼少期からお茶とお菓子に親しんできた楢原さん。高校時代、旅行先のシンガポールで出会った紅茶専門店「TWG Tea」に心を奪われ、「いつか自分もこんなお店を作りたい」という思いが芽生えたという。

大学時代にはスリランカや日本各地の茶農家を訪れ、お茶の奥深い世界を探求。卒業後は一般企業に約3年間勤務したものの、お茶への思いは変わらず、2023年に退職。オンライン販売やイベント出店を経て、実店舗を神楽坂にオープンした。

今回注文したのは、季節の和菓子1つと3種類の和紅茶を楽しめる「和紅茶飲み比べセット」。京都の和菓子店から月替わりで季節の和菓子を仕入れている。

そのセレクトにもこだわりがあり、家元の茶会などで使われる和菓子を手がけるお店からも仕入れているという。今回登場したのは、季節の和菓子「夕顔」。つぶつぶとした独特の食感が印象的で、中には餡が包まれている。口に運ぶと繊細な甘さがじんわりと広がり、夏から秋へと移り変わる時季を感じさせる一品だ。月ごとに異なる和菓子と出会えるのも、KAGUWAならではの楽しみのひとつ。

そんな季節の和菓子と一緒に味わうのが、日本各地から厳選した24種類の和紅茶。香りづけは一切せず、茶葉本来の香りや味わいを大切にしているという。店内には発酵の度合いに合わせて茶葉が並び、軽やかなものから紅茶らしい深みのあるものまでさまざま。茶葉ごとの個性を知りながら、自分好みの一杯を探す時間も楽しい。

今回は百合の花を思わせる甘い香りの「月白」、木蓮や柑橘を思わせる華やかな香りの「淡黄」、紅茶らしさを追求した濃厚な「椿姫」の3種類をセレクト。季節の和菓子とともに味わうことで、その奥深さをより一層感じられるのが特長。

京都から届く季節の和菓子と、日本各地の個性豊かな和紅茶。組み合わせによって生まれる新たなおいしさも、KAGUWAならではの魅力だ。神楽坂を訪れた際には、季節の和菓子とともに、自分好みの和紅茶を探してみてはいかがだろうか。
About Shop
KAGUWA
東京都新宿区神楽坂6-21 NEO神楽坂 1F
営業時間:12:00~19:00
定休日:火
公式Instagram:@kaguwa.jp

Takuma
ウフ。編集スタッフ
すべてが“本物志向”のスイーツ好き編集者。都内のパティスリーやホテルのカフェを中心に巡り、話題のお店はいち早くチェック。スイーツが好きすぎて、気づけばスイーツメディアの編集部に!
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Photo & Writing / Takuma
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