ufu(ウフ)スイーツがないと始まらない。
今年も開催「サロン・デュ・ショコラ2023」(伊勢丹新宿)!2023年注目するべき女性パティシエール4選チョコレート

「サロン・デュ・ショコラ2023」(伊勢丹新宿)2023年注目すべき女性パティシエール4選

今年も開催「サロン・デュ・ショコラ2023」(伊勢丹新宿)!2023年注目するべき女性パティシエール4選チョコレート

チョコレート好きなら誰もが心待ちにしている年に1回のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」。1995年にフランスのパリで初開催にされ、今では日本を含む世界各国で催されている世界的なイベントです。

2023年の「サロン・デュ・ショコラ」は、パート1とパート2を合わせて、2023年1月19日(木)~2月5日(日)までの開催。オンラインは2023年1月6日(金)午前10時~2月2日(木)午後6時までの販売が決まっています。

今年も開催「サロン・デュ・ショコラ2023」(伊勢丹新宿)!2023年注目するべき女性パティシエール4選チョコレート

そんな権威ある「サロン・デュ・ショコラ」の全貌が11月21日、明らかになりました。

21回目となる今年のテーマは“LOVEこそPEACEだ!”。話題のブランドから巨匠まで、愛に溢れたショコラと作り手たちが世界中から集結。中でも注目なのが、これまで男性優位だった製菓界で徐々にその存在感を増している女性ショコラティエの活躍です。

そこで本記事では、弾けるほどのパッションを持った女性ショコラティエに焦点をあて、大注目の4ブランドをご紹介します!

チョコレート界の常識を変える!注目のBean to barブランド「Mission Chocolate」(ブラジル)

今年も開催「サロン・デュ・ショコラ2023」(伊勢丹新宿)!2023年注目するべき女性パティシエール4選チョコレート

2人の娘の母であり、ブラジルに“Bean to Bar”マーケットを生み出した先駆者アルセリア・ガヤルド氏。アメリカとブラジルの2つを拠点に、世界中を飛び回る彼女が2013年に創業したBean to barブランド「Mission Chocolate」は瞬く間に世界中で話題となりました。

今年も開催「サロン・デュ・ショコラ2023」(伊勢丹新宿)!2023年注目するべき女性パティシエール4選

アルセリア・ガヤルド氏が作る個性的でユニークなタブレットチョコレート。その味は、チョコレートだけでなく、ガストロノミーやマーケティングの知見をもつ彼女だからこそ作ることができる唯一無二の味わいです。

また「Mission Chocolate」はカリフォルニアに、新たな工房をつくり、チョコレートのミュージアムを建てる計画など、食べて美味しいだけでなく食を通した教育にも力を入れています。

自身のアイデンティティの在り方をチョコレート作りに反映させたような、タフでしなやかな味わい。そしてそこから派生して取り組み続けているカカオ業界のサステナビリティを世界が認め、過去5年間に世界的なチョコレート品評会で50以上の賞を受賞しています。

フレンチシェフならではの素材選び。生まれ育った地“金沢”の美しさを発信するBean to Barブランド「FILFIL」

今年も開催「サロン・デュ・ショコラ2023」(伊勢丹新宿)!2023年注目するべき女性パティシエール4選チョコレート

昨年2021年5月、石川県・金沢にオープンした「FILFIL」。クラフト哲学を提唱した、いま日本国内で最も勢いのあるBean to Barチョコレートブランドのひとつです。

オーナーの田川真澄シェフは、同じく金沢にあるフレンチ料理店「FIL D’OR(フィルドール)」のオーナーシェフ。フランスでの修業や、モントリオール、ニューヨークなど、トップクラスの食文化が集まる地で経験を積みました。

そんな田川シェフとタッグを組んだのは、カカオ農場で働いた経験を持つ金子世菜さん。“美味しい”のその先を目指し、シンプルな素材から生まれる個性を活かしたさまざまなタブレット。生まれ育った地、金沢の素晴らしさを伝えんとする驚きに満ちたチョコレートです。

素材とカカオの織りなすハーモニーに魅せられること間違いなし。新感覚のブランドです。

昨年に引き続き、今年2度目の登場に即売り切れの予感。本場フランスで大注目の若手女性ショコラティエ「Alexia. Santini(アレクシア・サンティニ)」

今年も開催「サロン・デュ・ショコラ2023」(伊勢丹新宿)!2023年注目するべき女性パティシエール4選チョコレート

地中海西部に位置するフランス・コルシカ島。ナポレオン誕生の地としても知られる、自然豊かなこの島でいま注目を浴びている女性ショコラティエがいます。それがアレクシア・サンティニシェフと、彼女が手掛けるブランド「Alexia. Santini(アレクシア・サンティニ)」。

食品業界で著名なコンフィズリーを営むアレクシア氏の父の影響を受け、作り出されるコルシカ島の素材を使用したショコラ。特に、柑橘をメインとしたボンボンショコラの数々は本場フランスでも高い評価を受けています。

2022年に初めて日本の「サロン・デュ・ショコラ」に登場し、チョコレートマニアを中心に購入希望者が殺到。たぐいまれなるショコラに誰しもが、舌鼓を打ちました。

2017年にはパリのベストショコラティエに選ばれ、2021年には「クープ・デュ・モンド」のフランスチームショコラ部門の選手として活躍するなど、勢いはとどまるところを知りません。名だたる巨匠たちが認めたオーセンティックな味わいに気持ちも高鳴ります。

女性菓子職人の先駆け「クリスティーヌ・フェルベール」。新たなブランドと食べ比べてわかるショコラ界の変遷

今年も開催「サロン・デュ・ショコラ2023」(伊勢丹新宿)!2023年注目するべき女性パティシエール4選チョコレート

クリスティーヌ・フェルベールシェフは、パティシエールの先駆者とも呼ばれるほど製菓界に大きな影響を及ぼした一人。そんなクリスティーヌシェフが手掛ける「Christine FERBER(クリスティーヌ・フェルベール)」は彼女の故郷、フランス・アルザス地方のニーデルモルシュヴィルの素材を使ったジャムで一躍有名になりました。

女性職人の道を切り開いた、パッションと才能溢れるクリスティーヌのチョコレートは、毎年食べたいと感じる逸品。今年はウサギたちが、まるで人々の暮らしを謳歌しているかのような、生き生きとしたパッケージ。なんともかわいらしい仕上がりです。中には、人気のコンフィを使ったガナッシュや、スパイス香るショコラなど。個性豊かなアソートになっています。

新進気鋭の女性ショコラティエが活躍する現代。様々なバックグラウンドをもった作り手のショコラを食べ比べてみてはいかがでしょうか。そこに、新たな発見があるかもしれません♡

サロン・デュ・ショコラ 東京
会場:伊勢丹新宿店 本館6階 催物場(東京都新宿区新宿3-14-1)
営業時間:10:00~20:00 ※各回最終日は18時終了
日程:〈PART1〉2023年1月19日(木)~25日(水) 7日間(一般会期)
〈PART2〉2023年1月29日(日)~2月5日(日) (一般会期)

園果わたげさん

園果わたげ

ウフ。編集スタッフ

メンバーの記事一覧

ufu.の新米編集者。メンズカルチャー誌でアシスタントを経験後ufu.に転身。 特技は甘いものを食べ続けること。最近は美術館内レストランの限定コラボスイーツにハマっている。