
南海なんば駅を出てすぐ、食い倒れの街・大阪を象徴する商店街の入り口で、ふと足を止めたくなるオシャレな茶屋を発見!2025年7月にオープンした「茶屋 しずく(CHA-YA SHIZUKU)」です。
実はこちら、大阪でビフテキ重といえばお馴染みの「ロマン亭」を手掛ける岡山フードサービスの新業態。「ガッツリお肉のイメージがある会社が、なぜ抹茶スイーツ?」そんな疑問を抱きつつ、取材してきました!


南海なんば駅の駅前広場から、賑やかな商店街へと入るまさにその入り口。「茶屋 しずく(CHA-YA SHIZUKU)」は、2025年7月に抹茶専門店として誕生しました。ここで提供される看板メニューに使われているのは、なんと「すべて自社農場で育てたオーガニック抹茶」。

国内でも有数のお茶の産地として知られる鹿児島・南九州市の「知覧茶」を、土作りから栽培まで一貫して自社で管理。厳しい基準をクリアし、有機JAS認証も取得したという、まさに「お茶そのものを作る」ことから始まった専門店なのです。
実はこの「茶屋 しずく」を運営するのは、ビフテキ重で有名な「ロマン亭」の岡山フードサービス。今回、なぜ抹茶専門店という未知の領域に踏み切ったのでしょうか。
きっかけは、社長が健康のためにと日頃から「茶葉」をそのまま食べていたこと。ある時、知人から「茶葉には農薬が残っていることもあるから、そのまま食べるのは逆に体に良くないよ」と指摘を受け、大ショックを受けたのだそうです。
食に関わる企業として、自らで安心安全な食を育み、日本の食文化に貢献したいという強い想いから、鹿児島で養鶏を始めた岡山フードサービス。自社農場の養鶏を中心とした循環型農業を目指す中で、長年の社長の夢であった「丸ごと食べられるお茶」を自分たちの手でつくれば良い、という考えに至ったのだとか。

そこからの行動は、まさに同社ならではの強みを活かしたものでした。自社ブランド鶏「さつま極鶏 大摩桜(だいまおう)」の肥育で出た鶏糞を、大切な堆肥として再利用。3年という月日をかけてじっくりと土壌を整え、ついに農薬を一切使用しない「有機JAS認証」のオーガニック知覧茶を完成させたのです。

「この素晴らしい食材ができたからこそ、その魅力を発信する場所を作りたい」。そんな情熱から生まれたのが、この「茶屋 しずく」というわけです。

自社農園で大切に育てられたオーガニック抹茶は、そのまろやかな渋みと力強い旨味が特徴。そんな素材の良さをストレートに、かつ「食べ歩き」というなんばのスタイルに合わせて提案されているのが、こちらのラインナップです。

1ヶ月で1,500杯も売れているという圧倒的人気の「抹茶ラテ」は、商店街の入り口という立地もあり、散策のスタートとして注文する人が絶えない看板メニュー。抹茶本来の苦みが濃く、まろやかな乳味でバランスを整えています。ミルクは通常のカウミルクのほか、海外ゲストのニーズに応えてSOYミルク(豆乳)も選択可能。一口飲めば、豊かな大地の香りが鼻を抜けます。

こちらが、新感覚の食べ歩きスイーツ「抹茶ふかしパウン」。「店頭で出来立ての温かいものを」という想いから生まれたそう。パウンドケーキの贅沢感と、蒸しパンの素朴な優しさを掛け合わせたもっちもちの新食感スイーツです。


米粉などをブレンドしたグルテンフリー仕様で、蒸したてはもちろん、冷めてもしっとりとした美味しさが続くように計算されています。健康志向の方にも嬉しい、なんばの新しい名物グルメになりそうです。

「抹茶入れすぎ?」なほど濃厚なソフトクリームは、一口食べた瞬間に「こんなに抹茶を入れて大丈夫?」とツッコミを入れたくなるほど、配合量にこだわったソフトクリーム。抹茶の濃さをダイレクトに楽しむか、バニラとのミックスで王道のマリアージュを楽しむか。絞り口の形まで変えているという細やかなこだわりも、つい写真を撮りたくなってしまうポイントです。

テイクアウト専門店ながら、店先には小さなベンチも用意されており、賑やかな商店街の入り口でホッと一息つくことができますよ。
またこの建物、1階には「茶屋 しずく」と、姉妹ブランドであるさつまいも専門店「よもや」の大学芋。そして2階には、ちょっと贅沢なお食事を楽しめる和食レストラン「大坂浪漫亭」と、まさに岡山フードサービスのこだわりが凝縮された1棟になっています。
「自分たちで作ったものを、自分たちの手で提供する」。お肉、お芋、そしてお茶。ジャンルは違えど、その根底にあるのは「安全な食を届けたい」という一貫した想いです。

これから迎える新緑の季節。なんば観光の食べ歩きのお供に、あるいは自分への小さなしあわせに。「オーガニック知覧茶」の深い味わいを、ぜひ確かめてみてください。
About Shop
茶屋しずく
大阪府大阪市中央区難波3-2-14
営業時間:11:00~21:00
定休日:なし
Instagram:@chayashizuku

あかざしょうこ
ウフ。編集スタッフ
関西方面のスイーツ担当。1984年生まれ、大阪育ちのコピーライター。二児の母。焼き菓子全般が好き。特に粉糖を使ったお菓子が好きです。
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