
初心者から上級者まで、コーヒーについて楽しく学ぶことができる「UCCコーヒーアカデミー」。今回は、東京と兵庫にある学校を飛び出して、東京都・虎ノ門にある「上島珈琲店 虎ノ門店」にて、2025年11月に開催された限定コーヒーセミナーの様子をレポートします!

オフィス街として知られる東京・虎ノ門の駅から歩いて4分の場所にある、UCCグループのユーシーシーフードサービスシステムズが手がける「上島珈琲店 虎ノ門店」。2025年10月公開のコーヒーにまつわる映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』のロケ地となったこの場所で、限定企画としてコーヒーセミナーが開催されました。

今回コーヒーについて教えてくださったのは、UCCコーヒーアカデミー専任講師の川口雅也さんと早川契史さん。お二人は映画内でのコーヒー抽出シーンの技術指導およびセリフ監修を担当されており、参加者の皆さんもお二人の説明に興味津々。

まずレクチャーいただいたのは、コーヒー豆について。実はコーヒー豆は「コーヒーチェリー」と呼ばれる果実の種の部分。元々はクリーム色で、中には緑色に近いものも。焙煎することによって、見慣れた茶色に変わっていくのだそう。浅煎り、中炒り、深煎りと、豆の焙煎度合いの違いで、味の深みや酸味が変わっていきます。

続いて教えていただいたのは、ハンドドリップでの美味しいコーヒーの淹れ方。
使用機材の説明から、コーヒーを淹れる前に粉全体にお湯を注ぐ「蒸らし」や、上島珈琲店がおすすめするコーヒーの淹れ方である「三投式」(3回に分けてお湯を注ぐ方法)を目の前で実演も。淹れた後にコーヒー粉に残るキラキラとした泡は、雑味のないおいしいコーヒーができた証拠なんだとか。試飲すると、程よい酸味と深みで、おいしさをしっかりと感じられます。

次に教わるのはフードとのペアリングについて。フルーツの酸味やスイーツの甘味は、コーヒーと組み合わせて交互に味わうことで、より一層コクや深みを感じられるようになるのだそう。

今回いただいたのは上島珈琲店の「ネルドリップブレンドコーヒー」と「ジャマイカンラムボール」。
布のフィルターを使用するネルドリップは、先ほどの紙フィルターを使ったハンドドリップと比べて舌触りがまろやかに。同じコーヒー豆を使用しての飲み比べは、コーヒー初心者の私でもわかるほどの違いがあり驚きです。
そんなコーヒーに合わせるのは、レーズン、イチジクとラム酒の香りがバランスよく配合され、チョコレートでコーティングした大人のスイーツ「ジャマイカンラムボール」。酸味と相性の良いラムの香りとドライフルーツのスパイスで、コーヒーにさらに奥行きとコクを加えます。


最後には質疑応答の時間が。コーヒー豆のおすすめの保存方法や、豆を挽くサイズの味わいの違いなど、普段から疑問には思っていてもなかなか答えを聞くことのできない質問が飛び交い、コーヒーの知識が一段と深まります。
今回の参加者の中には映画鑑賞をきっかけにコーヒーを興味を持ち、飲むようになった方もいるんだとか。
毎朝飲むコーヒーを、さらに特別な味わいを感じとれる1杯に。コーヒーの「豆」知識を学べるUCCコーヒーアカデミーのセミナー、ぜひ皆さんも参加してみては?
【今後開催予定のUCCコーヒーセミナー】
『映画「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」の技術指導した講師が教えるコーヒーセミナー -限定企画2回目-』
場所:UCCコーヒーアカデミー 東京校
日程:12月19日(金)①16:30~17:30 ②18:30~19:30
12月20日(土)③11:00~12:00 ④14:00~15:00
※詳しくはUCCコーヒーアカデミーの公式サイトをご確認ください。
UCCコーヒーアカデミー
神戸校 兵庫県神戸市中央区港島中町7丁目7番7
東京校 東京都港区赤坂8丁目5番26号 住友不動産青山ビル 西館1F
公式Instagram:@ucc_coffee_academy

えり
ウフ。編集スタッフ
自分の“好き”であるスイーツをもっと広めたい!と前職のイベント制作から飛び出してウフ。に仲間入り。今はドーナッツを中心に日々おいしいものを勉強中。
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