
日本屈指のビジネス街である東京・丸の内。ブランドショップやカフェも立ち並ぶエリアに新たにオープンしたロースタリー「imperfect MARUNOUCHI ROASTERY」。最新型無煙焙煎機で焙煎されたコーヒーをはじめ、サステナビリティを重視した原料を使ったフードなどこだわりを随所に感じる同店。今回は、食を通して生産者や自然環境に少しでも興味を持ってもらいたいと願う、お店の代表である佐伯美紗子さんを取材してきた。


今年3月6日、東京・三菱商事ビルディング1階にオープンした同店。店内焙煎のコーヒーを中心に、素材の背景に配慮したフードを取り揃え、新たなコーヒー体験を堪能できる。
「私たちが大切にしているコーヒー豆やカカオ豆を作ってくださっている農家の方々の持続可能性、消費と生産の持続可能な姿というのをビジネスの仕組みとして再構築したいです」
と話すのは、代表・佐伯美紗子さん。

“あなたの「おいしい」を、だれかの「うれしい」に。”をコンセプトに掲げ、私たち消費者が美味しいと思って食べたのもが、農家の方々、自然環境、社会全体の良さに繋がっていくサイクル作りを目指されています。

“丸の内”をイメージしたという洗練された内装。2階に上がると壁面にはお花のアートの数々が。
佐伯さん
「障害者アーティストの所得支援を目指すアートビリティさんとコラボレーションしております。コーヒーがアートとの相性が良く、融合しているようなお店を作りたいです」

取材当日、行われていたのは石附若菜さんの作品展。お花とコーヒーをテーマに書いていただいたそうで、“手触りの繊細さ”を随所に感じるアート。店内も堅苦しくなく、居心地が良いのもポイント。

店内に設置されているのは、在米国焙煎機メーカーBellwether Coffee社の最新型無煙焙煎機。通常は焙煎をした煙が焙煎機の外に放出されるが、こちらは焙煎機の中で煙や蒸気を循環するという環境にも配慮されているのが特長。


店内に並ぶのは、コーヒー鑑定士が厳選したアフリカ、中南米、東南アジアなど全11種類のコーヒー豆。中でもオープンを記念して作られた店内焙煎の「imperfect Marunouchi Blend」は、ハンドドリップ方式で丁寧に抽出されたフローラルで香り高い味わいを堪能できます。

日常に当たり前のようにあるコーヒー。実はコーヒーチェリーという果実の種の部分である生豆を焙煎してコーヒーが作られています。同店では、そんなコーヒー豆の精製過程で捨てられてしまうことが多いコーヒーチェリーの果皮・果肉を使用したフードやドリンクが提供されているのも特長。

おすすめは、今回新たに開発されたアイスクリーム。“コーヒーチェリーは赤い実であることを感じてほしい”という想いで誕生した「コーヒーチェリーソルベ」は、フルーティーで手が止まらない爽やかさ。また、森の保全に取り組みながら生産されたガーナ産カカオマスを使用した「アフリカンスパイスチョコレート」は、カルダモン、チリパウダーなどのスパイス感とカシューナッツペーストのクリーミーさが混じり合う味わいに。

ミツバチの生育環境に配慮しながら育てられたアーモンドを使用した「グラノーラ」。アーモンドプードルから作るグラノーラに、ヨーグルト、バナナ、ブルーベリー、そしてメープルシロップ。グラノーラの香ばしさと、フルーツやメープルの優しい甘さが調和する味わい。

サステナブルな原料や自然環境に目を向けるきっかけを与えてくれる「imperfect MARUNOUCHI ROASTERY」。丸の内の新たなコーヒー体験ができる場所として注目のお店です。
About Shop
imperfect MARUNOUCHI ROASTERY
東京都千代田区丸の内2-3-1 三菱商事ビルディング1階
営業時間:7:00~19:00(月~金)、11:00~19:00(土日祝)
定休日:不定休
公式Instagram:@imperfect_store_japan

Takuma
ウフ。編集スタッフ
すべてが“本物志向”のスイーツ好き編集者。都内のパティスリーやホテルのカフェを中心に巡り、話題のお店はいち早くチェック。スイーツが好きすぎて、気づけばスイーツメディアの編集部に!
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