まさか京都・四条のど真ん中に、ブルーベリー尽くしの施設が誕生していたなんて…知っていましたか？その名も「WAKASA&Co. 京都四条店」。
館内にはカフェやラウンジはもちろん、体験型の展示スペースにブルーベリーの森、まさかの神社まで！しかも、アフタヌーンティーは旬を超えて“フレッシュブルーベリー”が楽しめるという衝撃のこだわりっぷり。
今回は話題の「WAKASA&Co.」に実際に行ってきた筆者が、各フロアを徹底レポート。あなたも読み終わる頃には、きっと“ブルーベリー沼”に落ちているはず──！
四条烏丸の交差点から徒歩わずか2分。京都の街中に突如現れる、“ブルーベリーのテーマパーク”のような新感覚施設が「WAKASA&Co. 京都四条店」です。
運営しているのは、あの「ブルーベリーアイ」で有名な健康食品会社・わかさ生活。全国360万人もの会員がいるというから、その信頼度はお墨付き。そんな企業が、通販では届けきれない“リアルな体験”を通じてブルーベリーの魅力を伝えたい──そんな想いから生まれたのがこの体験型施設なのです。
場所は、京都市下京区・長刀鉾町。住所だけ聞くとピンと来ないかもしれませんが、実際に行ってみると「え、こんなところに！？」と驚く立地。烏丸駅を降りてすぐの京都の中心・四条通に面した三光ビルにあり、観光の合間やショッピングのついでに立ち寄りやすいのも嬉しいポイントです。
館内は1階から5階まで、全部で4つのフロア＋神社という、まさかの“5層構造”。カフェあり、ラウンジあり、学びあり、エンタメあり…どこを切ってもブルーベリー。これはもう「お店」というより、完全に“施設”という名のエンタメスポットです。
1階に入るとまず目に飛び込んでくるのが、ブルーベリーカラーで統一されたおしゃれ空間「BURUEBERRY CAFE（ブルーベリーカフェ）」。まるで北欧のインテリアショップのような温かみのある雰囲気で、ナチュラルな木目の家具とくすみパープルの内装が絶妙にマッチ。開放感のある大きな窓から自然光が差し込み、街の喧騒から一気に離れられるような、そんな優しい空間が広がります。
ここでは、モーニングに人気の「オーバーナイトオーツ」や、ランチタイムにぴったりの「ベーグルサンド」がいただけます。どちらもブルーベリー尽くしで、目にも身体にも優しいメニューが揃っているのが魅力。
そして、店内の奥には“わかさ生活の公式キャラクター”ブルブルくんのグッズが並ぶ「BuruburuAiai STORE」も！ぬいぐるみやステーショナリー、ガチャガチャなどが並び、キッズスペースまで完備。子ども連れはもちろん、大人もつい童心にかえってしまうはずです。
階段を上がった先で迎えてくれるのは、まるで高級ホテルのラウンジのような上品な空間。深い紫とダークウッドの家具で統一された内装に、上品に彩られたテーブルランナーやフレッシュグリーンが映えて、思わず背筋がしゃんとします。
ここでは、昼はアフタヌーンティーを楽しめるティーラウンジとして、夜はブルーベリーを使ったクラフトジンで乾杯できるバーラウンジへと変化。まるで“昼と夜、2つの顔をもつブルーベリー空間”です。時間帯によって雰囲気ががらりと変わるので、どちらも体験したくなるのが正直なところ。
さらに奥には、「わかさの舞台」というイベントスペースも。ひのき造りのステージに、ドーンと構えた大型スクリーン。なんとこの場所では、古典芸能や親子向けの体験型イベント、さらには映像や音を駆使したデジタル演出イベントまで開催されるそうです。
そして何より嬉しいのが、イベントがない日でもふらっと入って休憩OKというところ。床に並ぶぷっくり可愛いクッションや丸椅子に座って、映像をぼんやり眺めながらひと休み…それだけで贅沢な“ご褒美時間”が完成します。
ここからはちょっと知的モードにスイッチ。3階に広がるのは、「ブルーベリーの森」と名づけられた体験型ラボ空間。わかさ生活が長年追いかけてきた“ブルーベリー愛”が、壁いっぱいに詰め込まれています。
フロアの一角には全国のブルーベリー農園マップが掲示され、「あっ、うちの地元にもある！」なんて盛り上がること間違いなし。さらにはLEDライトで育てる実物のブルーベリー苗が展示されていたり、紫の色素“アントシアニン”の濃度を比べる実験キットも。理科の授業を思い出すようなワクワク感に、思わず童心にかえってしまいました。
奥に進むと、まるで森の中に迷い込んだかのような没入型映像ルームへ。リラックスできるビーズクッションに座って、天井・壁いっぱいに広がる北欧の風景を鑑賞できます。リアルなサウンドと映像で、京都にいながら北欧の自然を堪能できるなんて……これは予想外すぎる贅沢！
筆者的には「勉強」×「癒し」×「非日常」のバランスが絶妙すぎて、しばらく居座りたくなる空間でした。お子さま連れにももちろんおすすめですが、個人的には一人でじっくり味わいたい場所でもあります。
そして最後にたどり着くのが、「WAKASA&Co. 京都四条店」の“聖域”とも言える存在、5階の「メノコト神社」。……えっ、神社！？と思った方、大丈夫です。私も最初はそうでした。
でも、エレベーターを降りて見えてくるのは、やわらかな紫に染まった鳥居と、朱色の本殿、そして玉砂利風の参道。空間全体が「神社×和モダン×かわいさ」で包まれていて、不思議と心が落ち着くんです。
この神社は、「目の健康を願う人のための場所」として、わかさ生活が創建したオリジナルの祈願スポット。おみくじや絵馬コーナーもあり、お願いごとを書いたり、ブルブルくんの石像にほっこりしたり。何より、スタッフさんが巫女スタイルで対応してくれるのもツボです（しかもラベンダーカラーの袴で！）。
神社の一角には、わかさ生活の歩みを知る展示コーナーも。目の健康と向き合い続けてきた企業の“想い”を感じることができ、単なる観光施設とは一線を画す深みも。お土産コーナーでは、ここでしか買えない限定グッズも並んでいましたよ！
そんなブルーベリー専門店で今回いただいたのは、2階ラウンジで楽しめるアフタヌーンティー。もちろん、主役はブルーベリーです。年間を通じてブルーベリーが軸になるのですが、シーズンごとにテーマが変わるのがポイントで、4〜5月は「ブルーベリー×チョコレート」の組み合わせ。
セットには、見た目も楽しいティースタンドが登場。上段には「ブルーベリーバナナコッタ」や「ブルーベリートリュフ」など、ベリーの甘さとチョコのほろ苦さがとろけ合うスイーツたち。下段には「鴨肉ロースとブルーベリーのピンチョス」や「紫キャベツとドライブルーベリーのラペ」など、セイボリーも充実していて甘さだけじゃないのが嬉しいポイントです。
驚いたのが、メニュー表に記載された「紫」のカラーチャート。上品な薄藤色から、濃く華やかな青紫色まで、紫の名前と色に合わせてメニューが開発されているそうで…これはもう、ブルーベリー愛が深すぎる。まるで色で味わうアフタヌーンティー。紫のグラデーションをたどるように味覚も移ろっていく贅沢なひとときでした。
実はブルーベリーの旬って6〜8月なのをご存知でしたか？冬や春は本来フレッシュブルーベリーが手に入りにくいのですが、仕入れ状況のタイミングによっては旬の時期でなくとも国産のフレッシュブルーベリーが味わえることも。わかさ生活が全国の生産者と築いたネットワークのおかげで、この時期でも国産のフレッシュブルーベリーが味わえるとのこと。しかも皮ごと食べられて、食物繊維・ビタミン・ポリフェノールたっぷり。スイーツで健康に気を使えるなんて、最高すぎませんか。
さらに「WAKASA&Co. 京都四条店」の立ち上げとともに専属パティシエも採用しており、メニューの完成度は日々アップデート中。まさに“進化するブルーベリースイーツ”です。
1階の「BURUEBERRY CAFE」でも、もちろんスイーツは楽しめます。中でも注目は、あの堂島ロールと夢のコラボを果たした「ブルーベリーロール」。ふわふわの生地に、ブルーベリーの爽やかな甘みが溶け込む贅沢な一本…これはもう、間違いない美味しさでした。
「WAKASA&Co. 京都四条店」は、ただのカフェではありませんでした。学べて、味わえて、癒されて、笑える。その全部を“ブルーベリー”というテーマで包み込んだ、ちょっと不思議で、とってもやさしい複合施設。ひとりでも、友達とでも、家族連れでも楽しめる“ブルーベリーのテーマパーク”でした。
今後は季節ごとにアフタヌーンティーのテーマも変わるそうなので、通う理由もたっぷり。
紫の世界に、また帰ってきたくなる。そんな場所でした。ブルーベリーパワーを感じたい方はぜひ行ってみてくださいね。
About Shop
WAKASA&Co. 京都四条店
京都府京都市下京区長刀鉾町22 三光ビル
営業時間：11:00〜19:00
BURUEBERRY CAFE／7:00～19:00
モーニング：7:00～11:00
カフェ：11:00～19:00
LOUNGE／12:00〜21:00
アフタヌーンティー：12:00〜17:00
Bar：17:00～21:00
定休日：不定休
あかざしょうこ
ウフ。編集スタッフ
関西方面のスイーツ担当。1984年生まれ、大阪育ちのコピーライター。二児の母。焼き菓子全般が好き。特に粉糖を使ったお菓子が好きです。
関連記事
注目記事
オンラインショップはこちら
