2025年4月、東京・表参道にオープンした「L’OFFICIEL COFFEE(ロフィシェル コーヒー)」。フランス・パリで創刊し、100年以上の歴史をもつグローバルファッションメディア「L’OFFICIEL(ロフィシェル)」が手掛ける世界初のカフェとして、国内外で話題を呼んでいます。
お店のメニューは、思わず見惚れる優雅なビジュアルはもちろん、味にも細部までのこだわりが。開店前から列ができる大注目のカフェの魅力に迫ります。
建物のデザインは、国内外で高い評価を受ける建築家・芦沢啓治氏が担当。3階建てになっており、1階にはショップと小さなテーブルが設けられています。
2階と3階はカフェスペースになっており、今後はカウンターのある3階でバーとしての営業も始める予定とのこと。なお、現在もワインやカクテルの取り扱いがあり、エスプレッソやコーヒーリキュールを使った『エスプレッソマティーニ』も人気メニューとなっています。
お店を代表するスイーツが、『ムースロフィシェル』と『マガジンケーキ』。どちらもロフィシェルのこだわりの詰まったメニューです。
ブランドのモノグラムをあしらった『ムースロフィシェル』は、ムースとピーカンナッツ、コーヒーを染み込ませたスポンジを重ねたケーキ。柔らかく口どけのよいムースと大きめのナッツ、じゅわっとコーヒーの風味が広がる生地の、食感の違いを楽しめます。
外側はアーモンド風味のチョコレートで包まれており、パリッとした食感や、コーヒーによく合う香ばしい味わいが。側面にもモノグラムがあしらわれていて、どの角度からも優雅な雰囲気が漂います。
『マガジンケーキ』は、重なった生地をページに見立てたミルクレープの上に、ホワイトチョコレートのプレートをのせたスイーツ。実際の表紙をあしらったプレートは3種類から選べ、価格が雑誌と同じという遊び心も含まれています。
バタークリームを使ったミルクレープは、こっくり濃厚な甘みとともに、芳醇なバニラの香りが。プレートとケーキの間のアプリコットジャムによってほどよい酸味が加わり、さわやかな後味を楽しめます。
ケーキ以外のスイーツやフードメニューも充実しており、エクレールやクロワッサンのほか、焼きたてで提供されるサンドウィッチも。ボリューム満点で、ランチタイムにもぴったりです。
ブランドの世界観は、ドリンクにも凝縮。ラテアートの専用マシンで作る『カフェ・ラテ』は模様をランダム、または数種類からセレクト可能。モノグラムのデザインや、「L’OFFICIEL COFFEE」の文字をあしらったものを楽しめます。
ベースのエスプレッソには、希少なコーヒー豆・ゲイシャ種を使った「ロフィシェルブレンド」を使用。フルーティーな風味が広がり、舌でも優雅さを楽しめます。
『ホイップコーヒー』はつんとツノが立ったホイップがどこか可愛く、目を引くビジュアル。コーヒークリームの下にミルクが入っており、ほろ苦い大人の味わいとほっとする甘みが織りなす、リッチな美味しさがたまりません。
店舗のデザインからひとつひとつのメニューまで、どこまでもこだわり抜かれた「L’OFFICIEL COFFEE」。日常から少し離れて、優雅なひとときを過ごしてみては?
About Shop
L’OFFICIEL COFFEE
東京都港区北青山3-8-5
営業時間:9:00〜20:00
定休日:なし
Instagram:@lofficielcoffee
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