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【表参道】60周年を迎えたガーナとチーズケーキ専門店AWORKSがコラボ!薬菓を使ったニュートロスイーツ試食レポ

【表参道】60周年を迎えたガーナとチーズケーキ専門店AWORKSがコラボ!薬菓を使ったニュートロスイーツ試食レポ

ライターの坂本リエです。ロッテが展開する「ガーナチョコレート」が2024年2月1日に発売60周年を迎えました。 これを機に、2024年4月23日(火)~5月12日(日)の間、表参道・ベーカリーカフェ426(渋谷区神宮前4-26-18 原宿ピアサビル 1F/M2F)に期間限定でポップアップストア「Ghana CHOCOLATE HOUSE」をオープン。

なんと今回は、長蛇の列が絶えない大人気チーズケーキ専門店「A WORKS」とコラボレーション。今回は先行試食会へ参加したので、ひと足先にとっておきのコラボスイーツをレポートします。

「ハッピーは、チョコレートから。」をスローガンに

試食会では、株式会社ロッテの成田さん、チーズケーキカフェ『A WORKS』店主船瀬さん、韓国トレンドライターの高井さんが今回のコラボについて語ってくれました。

「ハッピーは、チョコレートから。」という新スローガンのもと、お客様のハッピーに寄り添い、ガーナのチョコレートを通じて、チョコレートの可能性を広げ展開していきたい」と話す成田さん。

ポップアップストア「Ghana CHOCOLATE HOUSE」は日本と韓国のロッテの共同プロジェクトとして立ち上げられました。2024年3月9日(土)から4月7日(日)の間、韓国・ソウルで先行して展開した「Ghana CHOCOLATE HOUSE」。韓国での反響が良く、初日は2500名近く来店し、DIY体験予約は1分で埋まってしまったそう。初日から9日間で9,000人が来訪し、大盛況のうちに終了したそうです。

世界的にも注目されている”ニュートロ”スイーツ

今回のプロジェクトは、日韓の共通テーマ『四季を楽しむ』に合わせたメニューを大人気チーズケーキ専門店「A WORKS」とコラボレーション。

日本で60周年を迎えたガーナと、韓国で昔から愛されている伝統菓子「薬菓(ヤックア/ヤッカ)」を組み合わせた“ニュートロ”スイーツが誕生しました。ニュートロとは、ニュー(NEW)とレトロ(RETRO)を掛け合わせた造語で昔ながらの文化と新しい文化を融合させて、伝統を現代風にアップデートするムーブメントをさします。世界的にも注目されているんだとか。


とくに薬菓はニュートロ代表スイーツ!と話すのは高井さん。薬菓とは、一般的に小麦粉にはちみつ、シナモンを混ぜ合わせた生地を油で揚げた、韓国の伝統的なお菓子。 韓国では古くからおやつとして、また先祖のお供え物やお正月などのお祝い事のお菓子として食べられてきたそうです。

丸型や四角もあるけど花型が主流で、日本は今ブームが来ていますが、韓国では2年前から流行っていたんだとか。韓国では、コーヒークリームの上やチャンククッキー、クロワッサンに乗せることが多いそうですよ。大人気の在来市場「広蔵市場(クァンジャンシジャン)」には薬菓専門店や薬菓をモチーフにした雑貨屋さんもあるそうです。韓国のお土産の新定番になりつつある注目のお菓子ですね。

のせるだけはやらない。一緒に食べた時にその味を作りたいというこだわり

今回のコラボの話を聞いて
「すごく光栄だと思った」(船瀬さん)
「驚きましたが、ガーナのチョコレートとA WORKSのチーズケーキといった2つの強みを活かせると思い、ガッツポーズしちゃいました!」(高井さん)
と語ったおふたり。

チョコと薬菓を合わせるは難しいというのが第一印象だったと話す船瀬さん。
「チョコレート・薬菓・チーズケーキの3つを合わせるのは簡単だと思ったけど、自分だけが作れるものを作りたいと思い、まずはそれぞれバラバラで考え、ガーナの良さを目立たせることを考えました」

「ガーナが完成されたおいしさだからチーズケーキにするのは難しい。私たちは何か出来上がったものをのせるということはやらないんです。一緒に食べた時にその味を作りたい、今回も薬菓そのものにしたかったんです」(高井さん)

今回のために特注で作った唯一無二の薬菓型を開発し、味わいだけではなく形までまるごと薬菓が再現されていました。ガーナのなめらかさや口溶けを主役に、薬菓は支えとしたチーズケーキにしようとクリームチーズは強すぎないなめらかな感じにし、添えられたクネル(生クリーム)にタイムというA WORKSスタイルで完成。レモンとはちみつとシナモンの液に浸した薬菓サブレが下に敷かれています。3mmの厚さとなっていて、2mmだと軽く4mmだと厚すぎた結果、サクサク感が残る3mmに決まったんだとか。

「試食会で反応を見てホッとした。チョコのプロの方々に食べてもらうのは緊張して、まるでテレビで見る審査みたいでした(笑)1番難しかったところはビターさを出すところ。海外のスイーツは甘いものが多い。日本は甘さ控えめなものが老若男女問わず好まれる傾向にあると思いました」(船瀬さん)

「ニュートロのニューの部分をどう表現するか、この型が出来上がっても綺麗に抜けるのかなどと心配でした。レシピは絵に書いて考えるのですが、その通りになって感動しました」(高井さん)

フォークを入れるとしっとりと柔らかく、口に入れるとチョコレートの風味が濃厚。くちあたりなめらかでくちどけがよかったです。サクサクとした薬菓サブレはシナモンの香りがガツンとはじめにきて、はちみつの甘みとレモンの酸味が効いています。スパイス好きにはたまらないおいしさ!クネルはふわっとしていて甘さ控えめで、チョコソースが加わるとより濃厚になり2度楽しめます。

四季を表現した華やかな見た目と味わいを存分に楽しめる太巻きソフトクリーム

もうひとつは、ガーナの濃厚な味わいが感じられる、可愛らしい見た目の太巻きソフトクリーム。日韓共通テーマである「四季」を表現したフレーバーが楽しめます。フレーバーは、春いちご・ミルク/夏とうもろこし・岩塩/秋りんご・紅茶/冬バナナ・キャラメルの4種。

「旬というよりA WORKSで出してる春夏秋冬の人気メニューを意識させてもらいました。ちなみにとうもろこしスイーツが流行ったのは韓国だったんですよ。個人的にはA WORKSでも人気な組み合わせである秋が好きです。」(高井さん)

「私のイチオシは夏ですね。とうもろこしの新食感が楽しいですよ。」(船瀬さん)

どのフレーバーも食感がアクセントになっていますが、やはり驚きがあったのがとうもろこし。サクサクとした食感で後にとうもろこしの風味が追いかけてきます。あまじょっぱくてクセになる味わいでした。

形も味わいも薬菓をテーマにした「ガーナチーズケーキ meets 薬菓!」や、四季をイメージした見た目も味わいも華やかな「ガーナソフト meets 薬菓!」など、今ここでしか味わうことのできない新しいチョコレートスイーツが食べられます。さらに、A WORKSコラボメニューをご注文した方のみ、自分だけのオリジナルの薬菓をDIYできる「デコガーナ meets 薬菓!」も開催されます。ぜひ足を運んでみてください。

【SHOP】
Ghana CHOCOLATE HOUSE(読み方:ガーナチョコレートハウス)
住所:東京都渋谷区渋谷区神宮前4-26-18 原宿ピアザビル1F/M2F
営業期間:2024年4月23日(火)~5月12日(日)
営業時間:11:00~18:00
アクセス:明治神宮前駅徒歩1分